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Concert  コンサート情報

王子ホール クリスマス・スペシャルコンサート

X‘maro 2017 by 篠崎“まろ”史紀

2017年1219日(火) 19:00開演 全席指定 7,000

完売
2017年7月22日(土)

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
三浦一馬(バンドネオン)
黒木岩寿(コントラバス)
山田武彦(ピアノ)

大人気シリーズ“MAROワールド”でお馴染みの愛称“まろ”ことN響コンサートマスター、篠崎史紀がホストを務めます王子ホールのクリスマス・スペシャル・コンサート、X’maroが4年ぶりに帰ってきます。お届けするのは、2011年に大好評を博したタンゴ音楽。当時の仲間との再会も楽しみです。初々しかった男の子が今や颯爽とした青年、バンドネオンの三浦一馬、頼れる兄貴分、コントラバスの黒木ガンさん、ピアノは、今回は魔法のようにコンサート・ホールをタンゴ・カフェの音色に変えてしまう山田武彦。王子ホール25周年の最後を飾るX’maro。“まろ”と仲間たちと情熱のタンゴで踊り明かしませんか?!
プログラム

ヤコブ・ゲーゼ:ジェラシー

ロドリゲス:ラ・クンパルシータ

ビショルド:エルチョクロ

モーレス:ウノ
    :タンゲーラ

バルカルセ:ラ・ボルドーナ

ガルデル:首の差で

ピアソラ:オブリビオン
    :ブエノスアイレスの冬

ガルデル:わが懐かしのブエノスアイレス

********** 休憩 **********

A.ロイド=ウェッバー:「エビータ」より アルゼンチンよ、泣かないで

ラウル・ガレーロ:チェ・ブエノスアイレス

フリアン・プラサ:ダンサリン
        :ノスタルヒコ

メンデルスゾーン/山田武彦:メンコンX'maro2017
             (ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64より 第1楽章)

ピアソラ:「スール/その先は・・・愛」より 南へ帰ろう
    :チェ・タンゴ・チェ

ガルデル:想いの届く日

プロフィール

篠崎"まろ"史紀(ヴァイオリン)

NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。14年、N響入団以来、コンサートマスターとして長年にわたり活躍し同団の声価を高めた貢献に対し、第34回有馬賞を受賞した。

三浦一馬(バンドネオン)

1990年生まれ。2006年に別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、自作CDの売上でアルゼンチンに渡航、現在に至るまで師事。07年、井上道義指揮∙神奈川フィルハーモニー管弦楽団《マルコーニ:Tangos Concertantes》日本初演をもってオーケストラ・デビュー。以降、国内の主要オーケストラと共演を重ねている。08年10月、イタリアで開催された第33回国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たす。11年5月には別府アルゲリッチ音楽祭に出演し、マルタ・アルゲリッチやユーリー・バシュメットら世界的名手と共演、大きな話題と絶賛を呼んだ。12年には師のマルコーニと東京・兵庫・名古屋で共演を果たし、白熱した演奏で聴衆を沸かせた。15年出光音楽賞(2014年度)を受賞。16年はデビュー10周年を迎え、恩師ネストル・マルコーニとの共演で再び日本ツアーを開催。7月には大阪フィルハーモニー交響楽団第500回定期演奏会でバカロフの「ミサ・タンゴ」のソリストに抜擢され好評を博す。ビクターエンタテインメント(株)より4枚のCDをリリース。17年には自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成しますます活動の幅を広げる。

黒木岩寿(コントラバス)

東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。1987年安宅賞受賞。88 年福島賞受賞。八ヶ岳高原音楽祭、霧島国際音楽祭、ゆふいん音楽祭に招待される。また、ポーランド・ヴィエニアフスキ音楽祭や、バルセロナのカタロニア音楽祭にも出演する。小林研一郎指揮読売日本交響楽団、ドイツの重鎮ハンス・マル ティン・シュナイト指揮神奈川フィルハーモニー管弦楽団、沼尻竜典指揮トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズと協奏曲で共演。2001年から08年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者をつとめ、09年からは東京フィルハーモニー交響楽団に移籍し首席奏者に就任。水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京ゾリステン、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、トウキョ ウ・モーツァルトプレーヤーズ、バロック・バンドのパヴィメント・ジャパン、ラ・ストラヴァガンツァ東京のメンバー。映画『おくりびと』の音楽にも参加。コマーシャル、ドラマ等、ジャンルを超えたパフォーマンスで活動中。また自らの企画「文化人類学講座」は好評を博している。90 年から 04 年まで東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。現在は、桐朋学園芸術短期大学、洗足学 園音楽大学講師として後進の指導にもあたる。

山田武彦(ピアノ)

東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。フランスの演奏団体である2E2M、L'itineraire、Triton2等でソリストとして演奏し、現代音楽の紹介を務める。またフランス北部のランス市において大戦後50周年記念式典のために、ヘブライ語による委嘱作品を発表。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。2004年より“イマジン七夕コンサート”音楽監督、07年より“下丸子クラシックカフェ”マスター役を担当するなど、ユニークなコンサートの企画にも参加している。洗足学園音楽大学教授・作曲コース統括責任者を経て、現在はピアノコース統括責任者、ピアノ&作曲マスタークラス・チーフ。担当は作曲、ピアノ、音楽理論。楽曲分析、和声法、対位法、伴奏法、即興演奏などの講座を受け持つ。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ソルフェージュ研究協議会理事。