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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #127
Cafe ギンザ

2017年1113日(月)

昼の部 13:30開演/夕方の部 17:00開演

全席指定 昼の部3,200円/夕方の部 3,800

完売
6月24日(土)10:00

加藤昌則(ピアノ/作曲)

昼の部ゲスト:
 小林壱成、白井 篤(ヴァイオリン)
 鈴木康浩(ヴィオラ)
 上森祥平(チェロ)
 宮本益光(バリトン&語り)

夕方の部ゲスト:
 篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
 須川展也(サックス)
 鈴木大介(ギター)
 北村 聡(バンドネオン)
 波多野睦美(ヴォーカル)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第127回は、いよいよ銀座に出店のカフェを舞台にいきなり「王子ホール25周年記念プチ・ガラ・コンサート」の依頼が舞い込んで、なにやら豪華ゲストもやってくるらしい・・・、さあ大変!昼の部は名活動弁士?!とカルテットが銀座の音楽史をご案内、夕方の部は銀座の夜の顔を訳あり?な錚々たる!楽士や歌手がご紹介します。

 

様々な、国、都市を巡ってきた、カフェシリーズ。
ついに銀座にやってきました。
ただやってきたのではありません。
Café ギンザへの就職が決まり、放浪のカフェ生活を終え、銀座を拠点に発信していこうという次第です。
その一回目、Café ギンザは、お昼と夕方の2公演。
昼間は銀座の歴史を、特に明治以降の西洋化の流れを、日本のクラシック音楽の歴史を交えて、紹介していこうという目玉企画。
ナビゲーターは、「王子な午後」でおなじみの宮本益光氏が務めます。
そして夕方は、マロさん、波多野さんをはじめ、豪華出演者による銀座黄金期の音楽をおおくりします。

 

Café ギンザ 
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ーー加藤昌則

プログラム

【昼の部】13:30
「音楽で紡ぐ銀座歴史物語1」 戦前編

Café ギンザのテーマ
滝 廉太郎:荒城の月
スコットランド民謡:蛍の光
トマ:「ミニョン」より 君よ知るや南の国
加藤昌則:Genrock(新作初演)
山田耕筰:ピアノ五重奏曲「婚姻の響」

【夕方の部】17:00
「音楽で紡ぐ銀座歴史物語2」 黄金期編

タンゴ「ラ・クンパルシータ」(ゲスト:北村 聡)
映画音楽「ばら色の人生」(ゲスト:鈴木大介)
ジャズ「ウードルズ・オブ・ヌードルズ」(ゲスト:須川展也)
劇場「カルメン」(ゲスト:波多野睦美)
酒場「チャルダッシュ」(ゲスト:篠崎“まろ”史紀)
ザッツ宴会(ゲスト全員)
ガルデル:首の差で
レハール:メリーウィドウより
他予定

プロフィール

加藤昌則(ピアノ/作曲)

東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。2005年「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」はスロヴァキア・フィル東京サントリーホール公演で初演、09年ブラチスラヴァで再演、世界的サックス奏者須川展也のCDにも収録(金聖響指揮、東京交響楽団)。06年オペラ「ヤマタノオロチ」、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の委嘱作品「刻の里標石(ときのマイルストーン)」、12年≪福島復興・復活オペラプロジェクト≫作品「白虎」(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、13年初演の管弦楽曲「Legends in the Sky」、14年連作歌曲「二本の木」はじめ、作品はオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。村治佳織、山形由美、宮本益光、奥村 愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。NHK−FM等での作品の放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持ち、楽譜も多く出版されている。次代を担う作曲家として注目を集めている。

ホームページ http://www.masanori-music.com

小林壱成(ヴァイオリン)

第84回日本音楽コンクール第3位、ザルツブルク・モーツァルト国際室内楽コンクール2014第2位、第63回全日本学生音楽コンクール全国大会第2位ほか上位入賞多数。 (株)日本ヴァイオリンより名器特別貸与の助成を受けている。現在、篠崎史紀に師事。東京藝大大学院在学中。王子ホールでは「MAROワールド」への出演に加え、本年4月よりステラ・トリオ(ピアノ:入江一雄、チェロ:伊東 裕)として銀座ぶらっとコンサートでのシリーズを開始した。

白井 篤(ヴァイオリン)

桐朋学園大学卒業。1999年NHK交響楽団入団。ウィーンから帰国後、N響での演奏を中心に、浜離宮朝日ホールや横浜イギリス館でのシリーズ公演をはじめ、ソロ、室内楽、教育の分野でも積極的に活動。現在、クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、国立音楽大学附属中学・高校講師、N響第2ヴァイオリン次席奏者。王子ホールでは『MAROカンパニー』の一員として、また銀座ぶらっとコンサートでゲスト出演を重ねている。

鈴木康浩(ヴィオラ)

5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学卒業後ヴィオラに転向。読売新聞社新人演奏会出演。第47回全日本学生音楽コンクール、第9回クラシックコンクールほか受賞多数。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、04年秋帰国。06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。09年に銀座ぶらっとコンサート「お昼の名曲サロン」シリーズをスタートし、数々の名曲と迷曲を紹介している。

上森祥平(チェロ)

日本音楽コンクール第1位および「松下賞」受賞。ベルリン芸術大学留学中は欧州各地で演奏活動を行い、卒業・帰国後はソロ・室内楽・オーケストラ客演・教育活動等で活躍。08年より毎年全国でバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催。王子ホールでは「MAROワールド」、「お昼の名曲サロン」ほかゲスト出演多数。京都市芸術文化特別奨励者及び京都府文化賞奨励賞受賞。16年、第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。

宮本益光(バリトン)

東京藝術大学博士課程修了。2003年「欲望という名の電車」スタンリー役で脚光を浴び、翌年の「ドン・ジョヴァンニ」標題役で衝撃的な二期会デビューを果たす。その後も話題作に次々と主演。最新CDは「うたうたう 信長貴富作品集」。著書「宮本益光とオペラへ行こう」のほか、作詞作品も多数。06年にスタートした「宮本益光の王子な午後」は銀座ぶらっとコンサートを代表する人気シリーズ。現在聖徳学園大学准教授、東京藝術大学非常勤講師。

篠崎"まろ"史紀(ヴァイオリン)

高校卒業後ウィーンへ留学し、1988年に帰国。群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経て、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として国内外で活躍中。2004年にスタートした「MAROワールド」は王子ホールの看板コンサートとして定着。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。2014年、N響コンサートマスターとしての貢献に対し、第34回有馬賞を受賞。

須川展也(サクソフォン)

東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール管楽器部門、第1回日本管打楽器コンクール・サクソフォン部門最高位。1993年村松賞、94年出光音楽賞受賞。CDも多数リリース。作曲家への委嘱も積極的に行い、サクソフォン音楽の発展に力を注いでいる。現在、トルヴェール・クヮルテットメンバー、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、東京藝術大学招聘教授、京都市立芸術大学客員教授。王子ホール主催公演では2013年5月の「Café 横濱」以来の登場。

鈴木大介(ギター)

マリア・カナルス国際コンクール、アレッサンドリア市国際ギター・コンクールなど数々のコンクールで受賞。現代音楽の初演も多く、武満 徹をはじめ多くの作曲家による新作を初演。アルバム「カタロニア讃歌」は2005年度芸術祭優秀賞を受賞した。王子ホールでは15年より銀座ぶらっとコンサート枠で「映画と音楽」というシリーズを展開している。第10回出光音楽賞、平成17度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。洗足学園音楽大学客員教授。

北村 聡(バンドネオン)

関西大学在学中にバンドネオンに出会い、小松亮太に師事。アルゼンチンでフリオ・パネのレッスンを受け、オルケスタ・エスクエラ・デル・タンゴで学ぶ。2003年バンドネオンの最高峰、レオポルド・フェデリコのジャパンツアーに参加。NHK「龍馬伝」、「カーネーション」、「八重の桜」はじめ様々なレコーディングに参加、美しい音色と繊細な表現には定評がある。王子ホールには銀座ぶらっとコンサートのほか波多野睦美との共演でたびたび登場。

波多野睦美(ヴォーカル)

宮崎大学卒業、英国ロンドンのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。1990年にイギリスのリュートソングでデビュー。バロックオーケストラとの共演やオペラへの出演で注目される一方で、同時代の作曲家からも厚い信頼を得ている。古楽器との共演による作品を中心に多数のCDを発表。17年はシューベルト「冬の旅」に取り組む。王子ホールでは2005年から「歌曲の変容」と題したシリーズを続け、古楽から現代にいたる歌曲プログラムを開拓している。