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Concert  コンサート情報

王子ホール 25周年ハッピーバースデイ・コンサート

MAROワールド Vol.32
by 篠崎“まろ”史紀&MAROカンパニー

2017年
1024日(火) 19:00開演
1025日(水) 19:00開演

全席指定 各日8,000円

完売
6月24日(土)10:00

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

<MAROカンパニー>
大江 馨、小林壱成、崎谷直人、白井 篤、伝田正秀、戸澤哲夫、水谷 晃、長原幸太(ヴァイオリン)
鈴木康浩、佐々木 亮、中村翔太郎(ヴィオラ)
岡本侑也、桑田 歩、宮田 大(チェロ)
西山真二(コントラバス)

清水和音(ピアノ)

王子ホールは、1992年10月25日に開館しました。おかげさまで25周年を迎えます前夜と当夜の2日間、MAROカンパニーが結集。MAROカン十八番の“チャイコの弦セレ”と、MAROワールドの名シーンから多くの方が愛聴されているであろう名曲の数々を、堂々たる“ムチャぶり”でご披露するMAROカン・ガラ・コンサートの2部構成でおおくりします。みんなで祝う感謝の宴にご参加ください。
プログラム

チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 Op.48

後半は2日間、別プログラムのお楽しみ。
(24日:モーツァルト、ベートーヴェン他/25日:クライスラー、ブラームス他)

プロフィール

篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)

愛称 "まろ"。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。14年、N響入団以来、コンサートマスターとしての長年にわたる貢献に対し、第34回有馬賞を受賞した。

大江 馨(ヴァイオリン)

仙台市生まれ。5歳でヴァイオリンをはじめ、桐朋学園ソリストディプロマコース、慶應義塾大学法学部を経て、現在ドイツのクロンベルクアカデミーにてクリスチャン・テツラフに師事。2013年第82回日本音コン第1位。

小林壱成(ヴァイオリン)

東京藝大附属高校、同大学を経て、現在同大学院在学中。2015年第84回日本音コン第3位、ザルツブルク・モーツァルト国際室内楽コンクール2014第2位ほか上位入賞多数。王子ホールレジデント「ステラ・トリオ」メンバー。

崎谷直人(ヴァイオリン)

ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマコースを経て、バーゼル音楽院修了。メニューイン国際コンクール第3位。2006年、ウェールズ弦楽四重奏団結成。現在、神奈川フィル第1コンサートマスター。

白井 篤(ヴァイオリン)

桐朋学園大学卒業。ウィーン留学から帰国後、N響に入団。現在第2ヴァイオリン次席奏者。クァルテット・リゾナンツァ、室内オーケストラ「ARCUS」メンバー、NPO法人「ハマのJACK」副理事。国立音大付属中・高非常勤講師。

伝田正秀(ヴァイオリン)

ウィーン留学から帰国後6年間、仙台フィルのコンサートマスターを務める。2014年より読売日本交響楽団アシスタントコンサートマスターに就任。「伝田正秀ヴァイオリン教室」主宰、昭和音楽大学非常勤講師。

戸澤哲夫(ヴァイオリン)

東京藝術大学大学院修士課程修了。大学院在学中より東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団コンサートマスターに就任、現在に至る。2001年モルゴーア・カルテットに加入。10年より日本大学芸術学部非常勤講師。

水谷 晃(ヴァイオリン)

桐朋学園大学卒業。第56回全日本学生音コン名古屋大会第1位。2010年国内最年少コンサートマスターとして群馬交響楽団に入団し、13年より東京交響楽団コンサートマスターに就任。ウェールズ弦楽四重奏団結成メンバー。

長原幸太(ヴァイオリン)

東京藝大進学後ジュリアード音楽院に留学。早くから国内外の数多のコンクールに優勝。2006~12年まで大阪フィルハーモニー交響楽団首席コンサートマスターを務め、14年、読売日本交響楽団コンサートマスターに就任。

佐々木 亮(ヴィオラ)

東京藝術大学およびジュリアード音楽院卒業。米国各地での演奏活動を経て2004年にNHK交響楽団に入団し、08年より首席奏者を務める。現在桐朋学園、洗足学園、東京藝大附属高校にて後進の指導にもあたっている。

鈴木康浩(ヴィオラ)

桐朋学園大学卒業。第12回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽部門第1位。2001年からベルリンのカラヤン・アカデミーで学び、ベルリン・フィル契約団員を経て04年に帰国。06年より読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者。

中村翔太郎(ヴィオラ)

4歳よりヴァイオリンを始め東京藝大附属高校入学を機にヴィオラに転向。東京藝大卒業。2010年、第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。現在N響次席ヴィオラ奏者。

桑田 歩(チェロ)

NHK交響楽団次席チェロ奏者。東京音大からウィーン市立音楽院に留学。帰国後、群馬交響楽団及び新星日本交響楽団(現東フィル)で首席を務める。N響チェロ奏者で結成したラ・クァルティーナのメンバー。

岡本侑也(チェロ)

東京藝大附属高校から同大学に進み、現在、ドイツ・ミュンヘン音楽大学に在学中。ドイツ音楽協会主催青少年音楽コンクールバイエルン州地域部門、第80回日本音コンチェロ部門ほか、多くのコンクールで第1位受賞。

宮田 大(チェロ)

桐朋学園大学、ジュネーヴ音楽院卒業、クロンベルクアカデミー修了。第74回日本音コン、第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールほか出場するすべてのコンクールで1位を受賞。国内外で旺盛なソロ活動を展開。

西山真二(コントラバス)

東京藝大卒。第9回宝塚ベガ音楽コンクール弦楽器部門第3位受賞。第71回読売新人演奏会出演。N響コントラバス首席代行。双子の兄・健一とのデュオ「Duo Twins」や、室内オーケストラ「ARCUS」のメンバーとしても活躍中。

清水和音(ピアノ)

ジュネーヴ音楽院でルイ・ヒルトブランに師事。1981年、20歳でロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門で優勝。国内外の数々の著名オーケストラ・指揮者と共演し、室内楽の分野でも活躍。CDも各誌で絶賛されている。現在は室内楽シリーズ「芸劇ブランチ・コンサート」、リサイタル・シリーズ「ピアノ主義」を展開中。東京音楽大学教授。