銀座ぶらっとコンサート #118
鈴木大介 映画と音楽4 ~映画のタンゴ~
2017年2月22日(水) 13:30開演
全席指定 2,800円
鈴木大介(ギター)
北村 聡(ゲスト:バンドネオン)
協賛:株式会社ヨックモック
平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第118回。新世代のギタリストとして常に革新的に活動を続けている鈴木大介のシリーズ。音楽界きってのシネマディクトが毎回腕によりをかけて語って奏でる素晴らしい映画音楽の世界。第4回は、バンドネオン奏者の北村 聡をゲストに迎えて、スクリーンで繰り広げられる恋と情熱をタンゴの調べに乗せてお届けしましょう。
【ギター・ソロ】
カルロス・ガルデル:ボルベール/想いの届く日 『街の灯り』
アニバル・トロイロ:スール 『スール その先は…愛』
アヴロム・ブルドゥノ:フリリング(春) 『ヒトラーの旋律』
武満 徹:タンゴ 『燃える秋』
フランシスコ・カナロ:マドレセルバ 『イル・ポスティーノ』
【ギター&バンドネオン】
ギジェルモ・バルビエリ:パリにつながれて 『ガルデルの亡命』
アストル・ピアソラ:オブリビオン 『エンリコ4世』
ガトー・バルビエリ:ラストタンゴ・イン・パリ
フリアン・プラサ:ダンサリン 『ラスト・タンゴ』
ホセ・ダメス:フイモス
カルロス・ガルデル 首の差で 『セント・オブ・ウーマン』
アンヘル・ビジョルド エル・チョクロ
(c)Hiroshi Makino |
鈴木大介(ギター) 作曲家の武満 徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第三位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。現代音楽の初演も多く、武満 徹、池辺晋一郎、猿谷紀郎、西村 朗、伊佐治直、林 光ら多くの作曲家による新作を初演しているほか、都立現代美術館、国立新美術館、ブリジストン美術館など美術館でのコンサートも数多く行っており、特に都立現代美術館での「田中一光展」、国立新美術館での「オルセー美術館展」、ブリジストン美術館での「ドビュッシー、音楽と美術展」では、展示作品のテーマに即したプログラムをプロュースし、大きな話題となった。斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌~鳥の歌/禁じられた遊び~」は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。これまでに映画音楽カヴァーアルバム「キネマ楽園」シリーズを5作品発表、各方面から好評を博している。第10回出光音楽賞、平成17度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。洗足学園音楽大学客員教授。横浜生まれ。 |
(c)井村重人 |
北村 聡(バンドネオン) 奈良県出身。関西大学在学中にバンドネオンに出会い、小松亮太に師事。アルゼンチンではフリオ・パネのレッスンを受け、オルケスタ・エスクエラ・デル・タンゴで学ぶ。2003年バンドネオンの最高峰、レオポルド・フェデリコのジャパンツアーに参加。07年バルパライソで行われた世界タンゴサミット、またミゲル・バルベーロ氏のセステートに日本より招集され、モントリオール国際タンゴフェスティバルに出演。10年オルケスタ・アウロラでブエノスアイレス、モンテビデオのタンゴフェスティバルに出演、好評を博す。11年元ピアソラ五重奏団ピアニスト、パブロ・シーグレルのアジアチームに選抜され、国内はもとよりシンガポールのモザイクミュージックフェスティバル、ジャカルタ国際タンゴフェスティバルでも演奏、成功を収めている。これまでに、鈴木理恵子、店村真積、荘村清志、須川展也、ユンソン、鈴木大介、大萩康司、菊地成孔、川井郁子、夏木マリ、金子飛鳥、中島ノブユキ、カルロス・アギーレ、ビクトル・ラバジェン、いずみシンフォニエッタ大阪、仙台フィル、奈良フィル等と共演。NHK「龍馬伝」、「カーネーション」、「八重の桜」はじめ様々なレコーディングに参加、美しい音色と繊細な表現には定評がある。現在、小松亮太ユニット、オルケスタ・アウロラ、クアトロシエントス、パブロ・シーグレルTJTE、西塔祐三&オルケスタティピカ・パンパ等で活動している。 |