銀座ぶらっとコンサート #113
宮本益光の王子な午後21
~メロディストたちの哀歌~
2016年9月28日(水) 13:30開演
全席指定 2,800円
宮本益光(バリトン)
加藤昌則(作曲/ピアノ)
協賛:株式会社ヨックモック
梁田 貞:城ケ島の雨
本居長世:白月
中山晋平:カチューシャの唄
弘田龍太郎:浜千鳥
成田為三:かなりや
越谷達之助:初恋
木下牧子:さびしいカシの木
:誰かが小さなベルを押す
加藤昌則:落葉
:彦星哀歌
武満 徹:小さな空
宮本益光(バリトン) 演奏、作詞、訳詞、執筆、演出と多才ぶりを発揮する新時代のバリトン。東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。2003 年『欲望という名の電車』スタンリーで脚光を浴び、翌年の『ドン・ジョヴァンニ』標題役で衝撃的な二期会デビュー。近年では神奈川県民ホール・びわ湖ホール『ラ・ボエーム』、新国立劇場『鹿鳴館』清原永之輔、日生劇場『オルフェオとエウリディーチェ』オルフェオ、東京二期会『ドン・ジョヴァンニ』標題役、日生劇場開場50周年記念『メデア』イヤソン、13年東京二期会『こうもり』ファルケ、新国立劇場『夜叉が池』(世界初演)学円、日生劇場開場50 周年記念『リア』(日本初演)オルバニー侯爵等、東京二期会『チャールダーシュの女王』フェリ・バーチ、びわ湖ホール沼尻竜典オペラセレクション『竹取物語』阿倍御主人、神奈川県民ホール開館40周年記念オペラ『金閣寺』溝口等、常に大舞台で活躍し、絶賛を浴びている。コンサートでも「第九」や宗教曲でも読売日響、東京交響楽団、日本フィル等と共演を重ねている。演奏だけに留まらず、台本を手掛けた新作・世界初演福島─ Fukushima ─復興・復活オペラプロジェクトオペラ『白虎』は第11 回佐川吉男音楽賞を受賞し、14年王子ホール委嘱作品連作歌曲「二本の木」でも台本を手掛けた。15年1月に上演された黒い薔薇歌劇団『魔笛』ではパパゲーノとして出演の他、構成・演出・字幕を手掛け、大喝采を浴びた。CD「おやすみ」(ユニバーサルミュージック)、「あしたのうた」(ナミレコード)、「碧のイタリア歌曲」(オクタヴィアレコード)をリリースの他、DVD「宮本益光リサイタル~日本語訳詞で聴くオペラ名場面集」、著作に『宮本益光とオペラへ行こう』、自ら作詞した歌曲の詞をまとめた詩集『もしも歌がなかったら』等がある。二期会会員。 オフィシャルHP http://www.mas-mits.com |
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加藤昌則(作曲/ピアノ) 作曲家・ピアニスト。東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。2005年「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」はスロヴァキア・フィル東京サントリーホール公演で初演、09年ブラチスラヴァで再演、世界的サックス奏者須川展也のCDにも収録(金聖響指揮、東京交響楽団)。06年オペラ「ヤマタノオロチ」、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の委嘱作品「刻の里標石(ときのマイルストーン)」、12年≪福島復興・復活オペラプロジェクト≫作品「白虎」(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、13年管弦楽曲「Legends in the Sky」、14年連作歌曲「二本の木」はじめ、作品はオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。NHK−FM等での作品の放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持ち、次代を担う作曲家として注目を集めている。須川展也、村治佳織、宮本益光はじめ多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。15年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部の作曲を務める(作詞:日野原重明)。 オフィシャルHP http://www.masanori-music.com |