ギンザ・ブックカフェ・コンサート Vol.1
平野啓一郎×福間洸太朗
平野写真(c)松蔭浩之、福間写真(c)T.Shimmura |
平野啓一郎(作家) |
新たに始まるお昼の時間帯のシリーズ。音楽に造詣が深い作家が、気鋭の演奏家とともに愛する音楽の世界をご案内します。第1回は平野啓一郎が贈る「わたしのショパン」。ピアノは世界的に目覚ましい活躍をみせる福間洸太朗です。
フレデリック・ショパン
アンダンテ・スピアナート ト長調 Op.22
舟唄 嬰ヘ長調 Op.60
ノクターン 第8番 変ニ長調 Op.27-2
バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
(c)松蔭浩之 |
平野啓一郎(小説家) 1975年愛知県生まれ。北九州出身。京都大学法学部卒。99年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書は『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』『ドーン』『かたちだけの愛』『モノローグ(エッセイ集)』『ディアローグ(対談集)』『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『空白を満たしなさい』。近著は、短編小説集『透明な迷宮』、エッセイ&対談集『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』。
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(c)T.Shimmura |
福間洸太朗(ピアノ) 1982年生まれ。都立武蔵高校卒業後ヨーロッパへ留学し、パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学・同大学院、コモ湖国際ピアノアカデミーにて学ぶ。これまでにブルーノ・リグット、マリーフランソワーズ・ビュッケ、クラウス・ヘルヴィッヒ、 井桁和美、佐藤京子に師事。2003年、20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝(日本人初)およびショパン賞受賞。ルービンシュタイン、サンタンデール、ジーナ・バックアワーなどの国際コンクールに入賞。第39回日本ショパン協会賞受賞。世界各地でのリサイタル、一流の海外オケとの共演など活躍中。CD録音も多数、いずれも高く評価されている。現在、ベルリン在住。 |
野間脩平(司会) 1966年、慶應義塾大学卒業後フジテレビ入社。ワイドショー「3時のあなた」の司会、ニュース・キャスター、ナレーションまで 幅広く担当。アナウンス部長、室長として、後進の指導に当たりフジ・アナウンサーの朗読舞台「ラブシーン」の開始に尽力。2003年、定年退職後は、フリー・アナウンサーとして活動、「朗読」、「ナレーション」などの講師を務めている。かつて、時代劇チャンネル「朗読・鬼平犯科帳」を担当しており、池波正太郎の大ファンでもある。 |