アンジェラ・ヒューイット 第1夜、第2夜
2015年
4月27日(月) 19:00開演
4月28日(火) 19:00開演 ※4/28(火)完売
全席指定 各日7,000円、2公演セット券13,000円
※2公演セット券は王子ホールチケットセンター電話予約のみ取り扱い ※セット券取扱終了
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ) |
世界で大変高い評価を得ているピアニストの一人、アンジェラ・ヒューイットが王子ホールに再登場、今回も2夜に亘ってなんとも魅力的なプログラムを披露してくれます。第1夜はスペインのリズムや色彩を散りばめた作品の数々を楽しみ、第2夜はバッハ演奏にかけて世界最高峰の一人と謳われる彼女による「ゴルトベルク変奏曲」全曲という好対照な構成。ある時は印象派の絵画を描くが如くきらきらとリズミカルに、またある時は虚飾のない慈愛に満ちた優しさで奏でられる音楽を春の暖かい陽だまりのような笑顔とともにお届けします。
<第1夜 4/27>
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ
ニ短調 K9, L413 / ハ長調 K159, L104 /
ロ短調 K87, L33 / ニ長調 K29, L461
グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37 第2集
ビリャネスカ / アンダルーサ(祈り) / ホタ(ロンデーリャ・アラゴネーサ)
グラナドス:「ゴイェスカス」より
嘆き、またはマハと夜鳴き鶯 Op.11-4
わら人形 Op.11-7
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ
イ長調 K113, L345 / ニ長調 K430, L463 /
ト短調 K8, L488 / ト長調 K13, L486
アルベニス:スペイン組曲 Op.47 より
3. セビーリャ(セビリャナス) / 5. アストゥリアス(伝説) /
7. カスティーリャ(セギディーリャ)
ファリャ:ベティカ幻想曲(アンダルシア幻想曲)
※予定されていた番組収録が中止となったためカメラ席を解放いたします(3/24)。
<第2夜 4/28>
J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ) 世界で最も高く評価されている人気ピアニストの一人。ヨーロッパ、アメリカ、アジア等世界各地でのリサイタルのほか、著名オーケストラと定期的に共演している。ヒューイットのバッハ演奏とその録音は特に高い評価を得ており、現代最高のバッハ弾きのひとりとされている。2014/15シーズンの活動のハイライトとして、ワシントン・ナショナル交響楽団(デイヴィッド・ジンマン)、バンクーバー交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、っバンベルク交響楽団、アカデミア・フィラルモニカ・ディ・ボローニャ、スウェーデン室内管楽団等との共演が予定されている。このほか最近の活動としてカメラータ・ザルツブルクやバーゼル室内管弦楽団とのツアー、トロント交響楽団、モントリオール交響楽団、ブラジル交響楽団との共演が挙げられる。15年1月にはメゾ・ソプラノのアンネ=ゾフィー・フォン・オッターとのリサイタルが予定されており、シカゴ大学、セレブリティー・シリーズ・オブ・ボストン、サン・フランシスコ・パフォーマンシーズ、トロント王立音楽院、ポワソン・ルージュ(ニューヨーク)等で公演を行うことが予定されている。ソロ・リサイタルも活発に行い、ウィグモア・ホール(ロンドン)のほか、バッハ・フェスト(バース)、ミュージックヘボウ(アムステルダム)、モーゲンス・ダール・コンサートホール(コペンハーゲン)、ワシントン大学等に出演することが決定している。数々の賞を受けているハイペリオン・レーベルからの卓越した録音は国際的な評価を得ている。14年10月にはバッハ「フーガの技法」がリリースされ、10年の歳月をかけて取り組んだバッハの鍵盤楽器作品集は、「現代最高の栄光に輝く録音のひとつ」(ザ・サンデー・タイムズ)と評されている。また14年夏にはハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団とのメシアン「トゥーランガリラ交響曲」がONDINEレーベルよりリリースされた。このほかこれまでにベートーヴェン、モーツァルト、シューマン、ラヴェル、ショパン・クープラン、ラモー、シャブリエらの作品の録音を残している。06年のグラモフォン・アワード「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。また、00年カナダ政府よりカナダ勲章を、06年には女王誕生記念大英帝国勲章を受勲する。現在はロンドンとオタワ、そしてイタリアのウンブリア洲にも居を構え、ウンブリアではトラジメーノ音楽祭の芸術監督を務めている。 |