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Concert  コンサート情報

アリーナ・イブラギモヴァ&セドリック・ティベルギアン 
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会

2013

918日(水) 19:00開演 全席指定 5,500円

919日(木) 19:00開演 全席指定 5,500円

920日(金) 19:00開演 全席指定 5,500円 

3公演セット券15,000円
※セット券は王子ホールチケットセンター電話予約のみ取り扱い

完売
2013年4月20日(土)

イブラギモヴァ写真(c)Sussie Ahlburg
ティベルギアン写真(c)Eric Manas

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)
セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

近年人気急上昇の若手実力派、アリーナ・イブラギモヴァが盟友セドリック・ティベルギアンと3日間に亘って繰り広げるベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会。2010年にロンドンのウィグモア・ホールで開催され、ライブ盤CDも絶賛されている名演奏との誉れ高いコンサートの実現です。若き熱情と才能が弾けてほとばしんばかりの共演をぜひご一聴ください。

 

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2013年日本ツアー 特設サイト http://www.eurassic.jp/alina/

プログラム
9/18

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op.12-1
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23
********** 休憩 **********
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第8番 ト長調 Op.30-3
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 Op.30-2

9/19
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 「春」
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.12-2
********** 休憩 **********
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 Op.96

9/20
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 Op.30-1
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 変ホ長調 Op.12-3
********** 休憩 **********
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 Op.47 「クロイツェル」

プロフィール

(c)Sussie Ahlburg

アリーナ・イブラギモヴァ(ヴァイオリン)

ロシア生まれ。4歳でヴァイオリンを始める。1996年に家族と共にイギリスに転居し、父はロンドン交響楽団の首席コントラバス奏者となる。97年からメニューイン音楽学校、その後ロンドン王立音楽院で研鑽を積む。98年、パリで開催されたユネスコ人権宣言50周年のオープニング・セレモニーで、メニューイン卿指揮の下、ニコラ・ベネデッティとバッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」を共演。その数ヵ月後、ウェストミンスター寺院のメニューイン卿の葬儀で同じ協奏曲の緩序楽章を演奏。いくつかの国際コンクールに入賞の後、2002年にソロ活動を開始、この年にロンドン交響楽団音楽奨学金『シェル賞』を受賞する。これまでに、ナターシャ・ボヤルスキ、ゴルダン・ニコリッチ、クリスチャン・テツラフ、エイドリアン・バターフィールド等に師事する。BBCラジオ第3の新進音楽家育成プログラムのアーティストに選出され、バーミンガム市響、フランクフルト放送響、ウィーン室内管弦楽団と協奏曲を共演。さらにザルツブルク音楽祭とヴェルビエ音楽祭で室内楽コンサートを、パリのルーヴル美術館でソロ・リサイタルを行う。またNHK「クラシック倶楽部」とBBCラジオ3の「バッハ・クリスマス・フェスティヴァル」にも出演する。07年ウィグモアホールにデビュー、またフランシス=グザヴィエ・ロート指揮ロンドン交響楽団の共演でBBCプロムスにデビュー。これまでに数々の著名指揮者・オーケストラと共演を重ねている。ザルツブルク・モーツァルト週間2005のクレメラータ・バルティカとの共演でヴァイオリンの指揮振りでザルツブルクにデビューして以来、クレメラータ・バルティカとギドン・クレーメルと頻繁にザルツブルク音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、MDR夏の音楽祭、パリのザール・プレイエルで共演。08年、若い優秀な演奏家に与えられるボルレッテイ=ブイトーニ・アワード受賞。09年、クラシック・ブリット・アワードのヤング・ブリティッシュ・クラシカル・パーフォーマー賞受賞。11年、ロイヤル・フィルハーモニ協会のヤング・アーティスト・アワード受賞。ゲオルグ・フォン・オペルから貸与されたピエトロ・グァルネリ製作(1738年)の楽器を使用。

(c)Sussie Ahlburg

セドリック・ティベルギアン(ピアノ)

パリ国立高等音楽院に学び、1992年、わずか17歳でプルミエ・プリを受賞。その後、複数の国際コンクール(ブレーメン、ダブリン、テル・アヴィヴ、ジュネーブ、ミラノ)で入賞し、98年ロン=ティボー国際コンクールでの優勝で、合わせて聴衆賞とオーケストラ賞を含む5つの特別賞も受賞した。これにより、彼の国際的なキャリアがスタート。最近では、アメリカでコンチェルト・デビューを飾り、エッシェンバッハ指揮ワシントン・ナショナル交響楽団と「メシアン:トゥーランガリラ交響曲」を演奏。この演奏は満場の喝采を浴び、直ちに2011/2012シーズンのボストン交響楽団の2回の定期演奏会に招かれた。その他、シアトル交響楽団、NHK交響楽団、札幌交響楽団、タンペレ・フィル、ブリュッセル・フィルとの初共演や、アイルランド国立交響楽団、サンパウロ交響楽団、ストラスブール・フィルとの再共演、さらには、リール国立管弦楽団とのツアーや、エンリケ・マッツォーラ指揮イル・ド・フランス国立管弦楽団とのベートーヴェン/ピアノ協奏曲全曲演奏会が控えている。リサイタルは、ウィグモア・ホールでの名誉あるマスター・シリーズに今後3シーズンにわたり出演することが決まっており、その他、北京、ローマ、マドリード、メルボルンでのデビュー公演、ロンドンの「インターナショナル・ピアノ・シリーズ」への再登場、また、ヨーロッパ各地の音楽祭への出演も予定されている。最新CDはフランソワ=グザヴィエ・ロト指揮リエージュ・フィルとの「フランク:交響的変奏曲、交響詩《鬼神》」である。その他、ビエロフラーヴェク指揮BBC交響楽団との「ブラームス:ピアノ協奏曲第1番」や、6枚のソロ作品集がハルモニア・ムンディからリリースされている。室内楽にも熱心に取り組んでおり、最近では、アリーナ・イブラギモヴァとのラヴェル/ルクー作品集(ハイペリオン)、シマノフスキ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(ハイペリオン)、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲集(ウィグモアホール、ライブ録音)がある。