ojihall


Concert  コンサート情報

ミロシュ

2013年79日(火) 19:00開演

全席指定 6,000 

完売
2013年2月23日(土)

(c)Margaret Malandruccolo / DC

ミロシュ(ギター)  

2012年7月に日本デビュー・リサイタルを遂げたモンテネグロ生まれのギタリスト、ミロシュが再登場。当初よりドイツ・グラモフォンからデビューし超大物の呼び声が高かったものの、初めて聴くミロシュのギターは、繊細な美音と確かなテクニック、好感度抜群のステージ・マナーともに爽やかな印象を残していきました。今回のリサイタルはちょうど1年後の再来。進化した姿を見せてくれることでしょう。

プログラム

J.S.バッハ:リュート組曲 パルティータ ハ短調 BWV997
グラナドス:「スペイン舞曲集」より 第2曲 オリエンタル
バリオス:森に夢見る

********** 休憩 **********

カルドーソ:ミロンガ
モレル:ブラジル舞曲
ブローウェル:11月のある日
サビオ:バトゥカーダ
ジョビン/アサド編:イパネマの娘
ベラスケス/アサド編:ベサメ・ムーチョ
ベンジョール/アサド編:マシュ・ケ・ナダ

※出演者の希望によりヒナステラ:ギター・ソナタ Op.47の代わりに上記のアサド編曲作品3曲を演奏します。

プロフィール

(c)Margaret Malandruccolo / DC

ミロシュ(ギター)

1983年モンテネグロに生まれ、バルカン半島の内戦(ユーゴスラビア紛争)のさなかに育つ。8歳でギターを習い始め、間もなく国内で注目を集めるようになり、16歳でロンドンの英国王立音楽院への奨学金を手にして入学。ジュリアン・ブリーム賞、英国皇太子賞、アイヴォー・メイランツ・ギター賞等数多くの賞を受賞しており、現在では「アワード・フォー・ヤング・ミュージシャン」および「メイヤー・オブ・ロンドン・ファンド・フォー・ヤング・ミュージシャン」というチャリティー基金の会員となり、才能ある若い音楽家を支援する立場に回っている。ドイツ・グラモフォンからリリースしたミロシュのデビューアルバム「メディテラーネオ」は、2011年に最も売れたクラシックのCDの1つであり、世界中のクラシック・チャートで第1位を記録、半年も経たないうちに10万枚以上を売り上げる。11年グラモフォンアワードでは、「ヤング・アーティスト・オブ・ジ・イヤー」と「スペシャリスト・クラシカル・チャート」賞をダブル受賞、またエコー・クラシック賞の新人賞(ギター部門)にも選ばれる。12年6月に待望のセカンドアルバム「ラティーノ」がリリースされる。11年、カーネギーホールにデビューを飾り、ベルリン、ミュンヘン、ケルン、ハンブルク、フランクフルト、シュトゥットガルトでのリサイタルを含むドイツ・ツアーを行う。12年は、ロンドンのウィグモアホール、パリのシャンゼリゼ劇場、アムステルダムのコンセルトヘボウでのリサイタルの他、ワシントン、東京、香港、ソウル、イスタンブールでの公演や、オーストラリアとイギリスで大規模なツアーを敢行。その他、既にルツェルン音楽祭にデビューを果たし、ロンドン・フィル、イギリス室内管弦楽団とは協奏曲を共演、また、チェルトナム音楽祭やグシュタードのメニューイン音楽祭にも出演している。ミロシュは伝統的なコンサートホールでの活動以外でも大成功を収めており、ロンドンのカムデン・ラウンドハウスでのiTunesフェスティバル、伝説的ライブハウスThe 100 Clubのクラシック・ナイトである「ライムライト・クラブ」、またベルリン、アムステルダム、ロンドンで開催されたドイツ・グラモフォンのイエロー・ラウンジ・クラブ・ナイトに出演、いずれも盛況を博す。ダダリオのJ46の弦と、グレッグ・スモールマンの07年製ギター(ポール&ジェニー・ギルハムから貸与)を使用している。