銀座ぶらっとコンサート #59
宮本益光の王子な午後 12
~さくらに寄す~
2012年3月7日(水) 13:30開演
全席指定 2,500円
宮本益光(バリトン) 協賛:株式会社ヨックモック |
平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第59回。王子ことオペラ歌手の宮本益光が、魅惑のバリトンと楽しいトークで綴る大人気シリーズの12回目は、春を目前に日本人がこよなく愛する桜に思いを馳せます。その存在は、万人に愛されるだけではなく、多くの芸術家たちの創作意欲を刺激し続けてきました。
日本古謡:さくらさくら
中田 章 曲/吉丸一昌 詞:早春賦
中田喜直 曲/加藤周一 詞:さくら横ちょう
シューベルト:春の想い
メンデルスゾーン:春の想い
加藤昌則 曲/高橋啓介 詞:さくら
加藤昌則 曲/宮本益光 詞:桜つぼみ
ヤナーチェク 曲/宮本益光 訳詞:「利口なメギツネの物語」より やっぱりだ、こりゃ見事なキノコ
加藤昌則 曲/宮本益光 詞:桜の背丈を追い越して
他予定
宮本益光(バリトン) 演奏、作詞、訳詞、執筆、演出と多才ぶりを発揮する新時代のバリトン。東京藝術大学、同大学院博士課程修了。2003年『欲望という名の電車』スタンリー役で脚光を浴び、翌年の宮本亜門演出『ドン・ジョヴァンニ』標題役で衝撃的な二期会デビュー。その後も常に大舞台で活躍し、10年は3月の神奈川県民ホール・びわ湖ホール共同制作『ラ・ボエーム』、6月の新国立劇場の新作オペラ『鹿鳴館』(池辺晋一郎作曲)、11月の日生劇場『オルフェオとエウリディーチェ』に出演。「日本フィル夏休みコンサート2010」では『魔笛』をテーマにした独自企画を親子に披露した。11年1月にはイタリアからの室内合奏団アンサンブル・クラシカとのコラボにより「碧のイタリア歌曲」と題するユニークなリサイタルを開催するなど意欲的な活動が続く。「第九」や宗教曲でも読売日響、東京交響楽団、日本フィル等と共演を重ねる。今年のNHKニューイヤーオペラコンサートへも出演した。CDは「おやすみ」「あしたのうた」ほか、DVDには「宮本益光リサイタル~日本語訳詞で聴くオペラ名場面集」。著作に『宮本益光とオペラへ行こう』(旬報社)がある。自ら作詞した歌曲の詞をまとめた詩集『もしも歌がなかったら』(セーラー出版)を発売したばかり。二期会会員。 オフィシャルHP http://www.mas-mits.com/ |
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加藤昌則(作曲/ピアノ) 東京藝術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。作曲家としての活躍は目覚ましく、いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を得ている。2005年「スロヴァキアン・ラプソディ」を作曲、スロヴァキア・フィル東京公演で初演された。同作品は金聖響指揮、東京交響楽団の演奏でエイベックスクラシックスで録音された。また、09年3月、ブラティスラヴァでも演奏され満場の喝采を受けた。06年オペラ「ヤマタノオロチ」を発表、日経新聞紙上などで絶賛される。また、07年神奈川フィル定期演奏会で委嘱作品「刻の里標石」が初演された(東京オペラシティの10周年ガラ公演にて再演)。ピアニストとしても元々定評があったが、近年さらにその評価を高めている。リサイタルのみならず、室内楽、伴奏など幅広く演奏活動を行っており、共演者としての指名を様々な楽器の奏者から受けている。 オフィシャルHP http://www.masanori-music.com/ |