アレクサンドル・タロー
2009年12月3日(木) 19:15開演、12月4日(金) 19:15開演
全席指定 各日5,500円 セット券10,000円
(c)Marco Borggreve |
アレクサンドル・タロー(ピアノ) |
<第1夜 12/3>
ショパンの夕べ
ショパン:ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1 「告別」
:ワルツ 第10番 ロ短調 Op.69-2
:ワルツ ホ長調 KK IVa No.12 (遺作)
:ワルツ ホ短調 KK IVa No.15 (遺作)
:ワルツ イ短調 KK IVb No.11 (遺作)
:ワルツ 第5番 変イ長調 Op.42 「大円舞曲」
:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2
:幻想曲 ヘ短調 Op.49
:夜想曲 嬰ハ短調 (遺作)
:即興曲 第4番 嬰ハ短調 Op.66 「幻想即興曲」
:マズルカ 第13番 イ短調 Op.17-4
:バラード 第1番 ト短調 Op.23
<第2夜 12/4>
サティ/ラヴェルの夕べ
エリック・サティ:グノシェンヌ 第1番
:犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
:グノシェンヌ 第3番
:世紀ごとの時間と瞬間的な時間
:グノシェンヌ 第4番
モーリス・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
:古風なメヌエット
:ハイドンの名によるメヌエット
:クープランの墓
※両日とも休憩なし
(c)Eric Manas |
アレクサンドル・タロー(ピアノ) 1968年生まれ。パリ国立高等音楽院卒業。89年のミュンヘン国際コンクールで第2位を獲得、以来国際的な演奏活動を展開。現代フランスを代表するピアニストの一人で、特に優れた企画によるCD録音が注目を集めている。近年はハルモニア・ムンディのアーティストとしてフランス作品を中心に数々の録音をリリース、高い評価を獲得したラモーの「新クラヴサン組曲」に続くラヴェルのピアノ作品全集(世界初録音2作品を含む)は2003年アカデミー・シャルル・クロ・グランプリ、ディアパソン金賞を受賞したほか、モンド・ドゥ・ラ・ミュジク誌、クラシカ誌、BBCミュージック・マガジン、フォノ・フォルム誌を含むヨーロッパの主要音楽誌上で絶賛された。また、「鍵盤の若き巨匠による、優れたフランスの伝統に則ったショパン演奏」(グラモフォン誌)等の評価を獲得したショパンのワルツ集、クープラン作品集に続き、ショパンのプレリュードをリリース。09年1月、最新CDとしてサティの作品集をリリース、大きな注目を集めている。リサイタル・ピアニストとして、ケルン・フィルハーモニー、ロンドンのサウスバンク・ピアノ・シリーズ、パリのシャンゼリゼ劇場およびシテ・ドゥ・ラ・ミュジク、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ワシントン・ケネディ・センターを含むヨーロッパおよび合衆国の主要コンサートホールより招かれ頻繁にソロ・リサイタルを行うほか、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル、BBCプロムス、ルフトハンザ・バロック音楽祭等にも出演。また、若手作曲家への委嘱による「ラモーへのオマージュ」および「クープランへのオマージュ」、一日を通してサティ作品を演奏する「ジュルネ・エリック・サティ」など、意欲的なプログラムで常に注目を集めており、07年の東京公演ではラモーとクープランのプログラムで聴衆および評論家の賞賛を受けた。主にソロ・ピアニストとしての活動を行う中、チェリストのジャン=ギアン・ケラスとデュオを組みリサイタルおよびCD録音を行っている。08年には来日公演も実施、絶賛を博した。オーケストラ・ソリストとして、これまでにバイエルン放送響、ミュンヘン放送管、日本フィル、都響、トゥールーズ・キャピトル国立管、フランス国立放送フィル、フランス国立管、リール国立管、ボルドー・アキテーヌ国立管、シンフォニア・ヴァルソヴィア、リヨン国立管、オランダ室内管、エストニア国立響、ザールランド放送響等より招かれ共演している。 |