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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #20
Cafe ヴェネツィア

2007年1212日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

ナビゲーター 加藤昌則(ピアノ/作曲)
ゲスト 井ノ上了吏(テノール)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』 第20回は、歌曲の作曲家や作品と縁が深い異国の街のカフェを舞台にするCafeシリーズの2回目。今回の舞台はヴェネツィアです。カフェの雇われピアニスト加藤昌則とイタリアの青空のような美声を誇る歌手、井ノ上了吏がおしゃべりをしながらすすめていく優しい音楽時間をお楽しみ下さい。
プログラム

カルディッロ:カタリ・カタリ
ドナウディー:どうか吹いておくれ
スカルラッティ:陽はガンジス河に昇り
ヴェルディ:オペラ「リゴレット」より 女心の歌
ドニゼッティ:オペラ「愛の妙薬」より 人知れぬ涙
他予定

プロフィール

(c)西田 航

加藤昌則(作曲/ピアノ)

1972年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲家を首席で卒業。同大学院修了。卒業作品“オーケストラの為の「灰色の時間」”が東京文化会館にて初演された。在学中から自作自演による活動を始め、コンクール入賞はもとより国内外で実績を積む。96年から毎年行っている個展は、作品・演奏共に高く評価されている。99年には横浜みなとみらいホールにて合唱作曲家としてもデビュー。02年、初の舞台作品「ME」初演。03年、ウィーン楽友協会ホールにて全自作自演により鮮烈デビュー。04年、スイス、チューリッヒトーンハレにて新作初演。CD、楽譜も発売されており、いわゆる現代音楽とは異なる美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。「桜声舎」に於いて中心的な存在であり、宮本益光とは多くの作品を初演し、演奏活動を展開している。

オフィシャルHP http://www.masanori-music.com


井ノ上了吏(テノール)

国立音楽大学声楽科卒業。日伊コンコルソ入賞。イタリア声楽コンコルソ金賞、2年連続でテノール大賞受賞他多数。海外留学助成金を受け、1991年よりイタリアへ留学。イタリア各地でコンサートにも出演したほか、パドヴァ国際コンクール、パヴィア国際コンクール等に入賞。帰国後は、二期会公演『カルメン』『椿姫』『春琴抄』に出演の他、青山劇場にて『サルタン王の物語』『3つのオレンジへの恋』に主役の王子役で主演、宮本亜門企画オペラ『コシ・ファン・トゥッテ』のフェランド役、東京室内歌劇場『カイロの鵞鳥』でカランドリーノ役、都民オペラ劇場『ドン・ジョヴァンニ』のオッターヴィオ等、様々なオペラに出演。97年二期会公演『パリアッチ』でペッペ役、98年長野オリンピック記念オペラ『善光寺物語』、99年二期会公演『コシ・ファン・トゥッテ』フェランド役で出演。以後、2000年新国立劇場・二期会共催公演『サロメ』のナラポート役、8月には二期会公演『真夏の夜の夢』ライサンダー役、01年二期会創立50年記念公演『こうもり』にアルフレード役、同じく創立50年記念公演『ファルスタッフ』にフェントン役、新国立劇場主催オペラ鑑賞教室『トスカ』カヴァラドッシ役、2002年読売日本交響楽団創立40周年記念『パルジファル』の各オペラに出演し、好評を博した。03年9月には二期会『蝶々夫人』にピンカートン役で出演し大喝采を浴びたほか、04年新国立劇場・二期会共催公演『俊寛』少将成経、新国立劇場主催公演『マクベス』マルコムに出演しいずれも高い評価を得た。05年二期会公演『椿姫』アルフレード役で出演、観客を魅了した。また、コンサートの分野でも「第九」やヴェルディ「レクイエム」をはじめとして国内の主要オーケストラとの共演も多い。伸びのあるリリックな美声と舞台栄えのする容姿で、今後益々の活躍が期待されているテノールである。 二期会会員 。