銀座ぶらっとコンサート #15
宮本益光の王子な午後2 ~人生処方歌集・・・叙情的家庭薬局~
2007年3月14日(水) 13:30開演
全席指定 2,500円
宮本益光(バリトン) 協賛:株式会社ヨックモック |
頭痛には頭痛薬、
傷口には軟膏…
心痛むときは、
痛み和らげる言葉と歌
平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』 第15回。オペラ歌手 の宮本益光が、魅惑のバリトンで皆様の人生を処方します。素敵なの歌の数々と楽しいトークで綴る70分間の春の夢。
1 心を癒すのは音楽です!!
シューベルト:音楽に寄す
2 最愛の人との未来に不安を感じたときは…
高田敏子/加藤昌則:旅のこころ
3 元気がなくなったときは…
ベートーヴェン:五月の歌
4 悲しくなったときは…
寺山修司/中田喜直:悲しくなったときは
5 大声で叫びたいときは…(そんなときは、みんなで歌う)
高野辰之/岡野貞一:ふるさと
6 死が怖くなったときは…
ブラームス:「四つの厳粛な歌」より 第3曲 おお死よ、おまえを思うとなんと辛いことか
7 寂しいときは…
中原中也/石渡日出夫:汚れっちまった悲しみに
8 友を大切に思ったときは…
ヴェルディ:「ドン・カルロ」より ロドリーゴのアリア オオ、カルロ聞け~私は死ぬ
9 別れが辛いときは…
宮本益光/加藤昌則:遠い空の下で
宮本益光(バリトン) 1972年生まれ。東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。学生時代から数々のコンクールで受賞し、95年にヘンデル「メサ イア」のソリストでコンサートデビュー後、主たる宗教曲のソリストを務める。96年、広島オペラルネッサンス「ドン・ジョヴァンニ」マゼット役でオペラデ ビュー。以後めきめきと頭角を現し、99年の広島オペラルネッサンス、、2000年の北海道二期会公演「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロール、01 年、東京室内歌劇場公演「ヴェニスに死す」の旅人他一人七役、02年には、新国立劇場小劇場シリーズで原嘉寿子「シャーロック・ホームズの事件簿」タイト ル・ロール、神奈川国際芸術フェスティバルで三善晃「遠い帆」徳川家康役、03年、新国立劇場のR.シュトラウス「アラベッラ」、東京室内歌劇場でのアン ドレ・プレヴィン「欲望という名の電車」(日本初演)スタンレー役。そして04年、宮本亜門演出「ドン・ジョヴァンニ」のタイトル・ロールで二期会デ ビューを果たし、高い評価を得た。古典から現代作品、邦人作品まで、幅広いレパートリーを持つ。また、オペラの日本語訳詞上演について研究しており、これ までに「カルメン」、「ドン・ジョヴァンニ」、「奥様女中」、「地獄のオルフェ」の新日本語訳を発表している。95年に新しい日本の音楽文化を創造するこ とを名目に「桜声舎」を結成。代表として意欲的に活動している。05年秋にユニバーサル・ミュージックより日本語で歌った子守歌のCD[おやすみ」がリ リースされた。二期会会員。 |
|
加藤昌則(ピアノ/作曲) 1972年生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲家を首席で卒業。同大学院修了。卒業作品“オーケストラの為の「灰色の時間」”が 東京文化会館にて初演された。在学中から自作自演による活動を始め、コンクール入賞はもとより国内外で実績を積む。96年から毎年行っている個展は、作 品・演奏共に高く評価されている。99年には横浜みなとみらいホールにて合唱作曲家としてもデビュー。02年、初の舞台作品「ME」初演。03年、ウィー ン楽友協会ホールにて全自作自演により鮮烈デビュー。04年、スイス、チューリッヒトーンハレにて新作初演。CD、楽譜も発売されており、いわゆる現代音 楽とは異なる美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。「桜声舎」に於いて中心的な存在であり、宮本益光とは多くの作品を初演し、演奏活動を展開している。 |