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Concert  コンサート情報

モザイク・カルテット

2006年1113日(月) 19:00開演

全席指定 5,500

エーリッヒ・ヘーバルト(第1ヴァイオリン)
アンドレア・ビショッフ(第2ヴァイオリン)
アニタ・ミッテラー(ヴィオラ)
クリストフ・コワン(チェロ)

2004年5月、<オール・ハイドン・プログラム>で緻密ながら溌剌とした名演を聴かせてくれたモザイク・カルテットが、モーツァルト・イヤーに再登場。 初期・中期・後期から、彼らがこよなく愛する選曲でおおくりするモーツァルト。さあ、今回はどのようなモザイク画に仕上がるのでしょう。
プログラム

オール・モーツァルト・プログラム

弦楽四重奏曲 第7番 変ホ長調 K.160
弦楽四重奏曲 第16番 「ハイドン・セット第3番」 変ホ長調 K.428 

********** 休憩 **********

弦楽四重奏曲 第23番 「プロシャ王第3番」 ヘ長調 K.590

プロフィール

古楽器による弦楽四重奏団としては世界最高峰にあるモザイク・カルテットは、アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのコンサートマス ターはじめ主要メンバーを中心に1985年に創設された。彼らの演奏は学究的解釈のみにとらわれず、ウィーンの伝統の美しく響く弦の音色を古楽器で表現す る、いわばピリオド楽器とモダン楽器両方の良さを取り入れている希有なグループである。ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンやシューベルトといった ウィーン古典派を得意とする。少なめのヴィブラートなど純正調の響きを大切にし、古楽器が持つ独特の音色と、歌心あふれる演奏は「美しい」の一言。今回は ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの来日にかけて4回目の来日。

エーリッヒ・ヘーバルト(ヴァイオリン)

1956年ウィーン生まれ。グレーテ・ビーダーマンとフランツ・サモイル、さらにザルツブルクでシャンドール・ヴェーグに師事し、彼の弦楽四重奏団に78 年から80年まで在籍した。80年から86年までウィーン交響楽団のコンサートマスター。81年よりニコラウス・アーノンクールの主宰するウィーン・コン ツェントゥス・ムジクスのコンサートマスター及びソリストを務める。また、ウィーン弦楽六重奏団の第1ヴァイオリン奏者でもあり、モダン楽器とピリオド楽 器の両分野において活躍している。
使用楽器:フィリウス・アンドレア・グァルネリ(1683年クレモナ製)

アンドレア・ビショッフ(ヴァイオリン)

1957年フォーアアルベルク生まれ。ウィーンでグレーテ・ビーダーマンとトーマス・クリスチャンに師事。80年よりオーストリア・バッハゾリステンのコ ンサートマスター兼ソリスト。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスのメンバー。ウィーン音楽大学にて室内楽の教鞭をとる。
使用楽器:(18世紀後半フラ ンス製)

アニタ・ミッテラー(ヴィオラ)

1955年リンツ生まれ。ザルツブルクでユルゲン・ガイゼ、プラハでアントニン・モラヴェック、ウィーンでトーマス・クリスチャンに師事。ウィーン・コン ツェントゥス・ムジクスのメンバーであり、ザルツブルク・バロックアンサンブルを率いる。ザルツブルクのモーツァルテウムでヴァイオリンとヴィオラを教え る。
使用楽器:カロルス・ル・ポ(1725年リール製)

クリストフ・コワン(チェロ)

1958年カン生まれ。カンにてジャック・リポシェに、その後パリでアンドレ・ナヴァラに師事。さらにジョルディ・サヴァールのもとで学び、彼のアンサン ブル、エスペリオンXXのメンバーとなった。ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスおよびアカデミー・オブ・エンシェント・ミュージック、イル・ジャル ディーノ・アルモニコの客演ソリストを務める。1985年にモザイク・カルテットを創設。パリの国立高等音楽院およびバーゼルのスコラ・カントルムで教鞭をとる。 
使用楽器:アレッサンドロ・ガリアーノ(1705年頃ナポリ製)