タカーチ弦楽四重奏団
2006年6月23日(金) 19:00開演
全席指定 6,000円
(c) Casey A. Cass |
エドワード・ドゥシンベル (第1ヴァイオリン)
カーロイ・シュランツ (第2ヴァイオリン)
ジェラルディン・ウォルサー (ヴィオラ)
アンドラーシュ・フェイェール (チェロ) |
弦の国ハンガリーで結成された名門カルテット、タカーチ弦楽四重奏団。3年にわたってリリースされた「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集」は、新世紀のス タンダードとして世界中で大絶賛されていますが、2006年、そのベートーヴェンを引っ提げてファン待望の来日を果たします。当ホールではベートーヴェン の初期、中期、後期の作品群から1曲ずつ選曲。彼ららしい滋味深く完成度の高い演奏で、大作曲家の生涯を素描します。
オール・ベートーヴェン・プログラム
弦楽四重奏曲 第3番 ニ長調 Op.18-3
弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 「ラズモフスキー第2番」 Op.59-2
弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 Op.127
(c) Casey A. Cass
タカーチ弦楽四重奏団
1975年、ブダペストにてガーボル・タカーチ=ナジ、カーロイ・シュランツ、ガーボル・オルマイ、そしてアンドラー シュ・フェイェールにより設立。エヴィアン及びポーツマス(現ロンドン)国際弦楽四重奏コンクールで優勝を飾った事により、その実力はすぐに認められるこ ととなり、今日では世界を牽引する弦楽四重奏団のひとつとして知られている。88年、デッカ/ユニヴァーサルと専属レコーディング契約を交わし、3年にわたってベートヴェンの弦楽四重奏曲全集をリ リース。グラモフォン賞、日本レコード・アカデミー賞、グラミー賞など数々の栄誉に輝いた。この他バルトークの6つの弦楽四重奏曲、ハイドン、モーツァル ト、ブラームス、シューベルト、ドヴォルザーク、ボロディン、スメタナやショーソンの作品等も録音している。05/06年シーズンからはロンドンのサウス・バンク・センターと提携活動を行い、また、アスペン音楽祭のレジデント・カルテットも務めている。今後はア ムステルダム、ブリュッセル、パリ、ジュネーヴ、ケルン、ミラノ、チューリッヒ、ビルバオ、リスボン、ニューヨーク、ワシントン、ボストン、シカゴ、ロサ ンジェルス、そしてアスペン音楽祭にて公演を行う予定であり、07/08年シーズンにはオーストラリア、アジアでの凱旋ツアーが予定されている。その他特 筆すべき将来の活動として、伝統的なハンガリー民謡によるメロディーとベーラ・バルトークの作品の関連性を探求するハンガリーの民俗音楽アンサンブル Muzsikasとのジョイント・コンサートシリーズが挙げられる。なお、同団のメンバーはハンガリー共和国より騎士十字勲章を授けられている。
オフィシャルHP http://www.takacsquartet.com/ |
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