ジェームズ・クラッブ（アコーディオン）

1967年スコットランド生れ。デンマーク王立音楽院で世界的クラシカル・アコーディオン奏者モーンス・エレゴーに師 事。数々の現代音楽コンクールで受賞。ヨーロッパ各地でのリサイタル、ルツェルン音楽祭をはじめ各地の音楽祭への出演も多数。94年イギリスBBCプロム ナードコンサート（プロムス）にデビュー。翌95年に再び登場、BBCスコティッシュ交響楽団とＬ．クレスウェルのアコーディオン協奏曲を初演。ほかに フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、グルベンキアン管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、シドニー 交響楽団などとも共演。2003年10月にはオーストラリア国立室内オーケストラとともに来日。同オーケストラとの最新ＣＤに収録されたピアソラの「バン ドネオン協奏曲」やクラッブ自身の編曲によるピアソラ作品の数々を披露、その卓抜した技巧と情熱あふれる演奏で聴衆から熱狂的な喝采を浴びた。デンマーク 王立音楽院、グラーツ音楽大学で後進の指導にもあたっている。

ガイル・ドラウグスヴォル（アコーディオン）

1967年ノルウェー生れ。デンマーク王立音楽院において、モーンス・エレゴーに師事。87年ドイツのフーゴ・ヘルマ ン国際コンクールに優勝。95年ノルウェー・デビュタント・オブ・ザ・イヤー受賞。欧米諸国、東南アジア等でのリサイタル、ヨーロッパ各地の音楽祭への出 演、世界各地のアコーディオン・フェスティバルにも多数招かれている。ノルウェー放送管弦楽団、コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団、BBC ウェールズ交響楽団、トロンヘイム・ソロイスツ、リトアニア室内管弦楽団、モスクワ・ソロイスツほかと共演。また指揮者のサリウス・ソンデツキス、オッ コ・カム、オスモ・ヴァンスカほか、ユーリ・バシュメットらとも共演。現代作曲家の作品初演も多い。デンマーク王立音楽院で後進の指導にもあたっている。