村治佳織 transit Vol.2
2006年3月3日(金) 19:00開演
全席指定 6,000円
村治佳織(ギター) |
イギリスのルネサンス期のものは、ダウランドなど以前に作った私のアルバムで多く取り上げましたが、今までスペインルネサンスに的を絞ったことはありませんでした。私にとって新しい試みです。
歴史をひもといてみると、この時代にはマゼランが世界一周の旅を始めるというビッグイベントが。3月3日は王子ホールで音楽を通じての過去への旅を楽しみたいと思います。
――村治佳織
ナルバエス:皇帝の歌
:カンシオン (憂うつから逃れたい)
:「牛を見張れ」による変奏曲
:バハ・デ・コントラプント
サンス:スペイン組曲より
・エスパニョレッタ
・ガイヤルドとビリャーノ
・カナリオス
ミラン:パバーナ 第2番
:パバーナ 第3番
他
村治佳織(ギター) 東京都出身。3歳より父・村治昇の手ほどきを受け、10歳より福田進一に師事。1989年、ジュニア・ギターコンテストにおいて最優秀賞を受賞。91年、学生ギター・コンクールにおいて、全部門通じての最優秀賞を受賞。92年、ブローウェル国際ギター・コンクール(東京)及び東京国際ギター・コンクールで優勝を果たす。93年、デビューリサイタル、CDリリース。94年、日本フィルハーモニー交響楽団との共演で協奏曲デビュー。95年、第5回出光音楽賞を最年少で受賞。96年、村松賞受賞。同年、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会でヨーロッパ・デビュー。97年よりパリのエコール・ノルマルに留学、アルベルト・ポンセに師事。99年、ホアキン・ロドリーゴの前で彼の作品を演奏する機会を得る。同年、エコール・ノルマル卒業と同時に帰国、本格的なソロ活動を開始。NHK交響楽団、ドイツのフォーグラー・カルテットをはじめ、国内外のオーケストラや室内楽アンサンブルとの共演、リサイタルを重ねる。01年、ロドリーゴ室内管弦楽団とスペイン、ヴァレンシアにて初共演、02年、ロドリーゴ生誕100年を記念し同楽団と日本ツアーを行う。また、イタリア国立放送交響楽団(ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮)とイタリア公演に引き続き、日本ツアーを行う。03年11月、英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初のインターナショナル専属契約を結び、04年7月にリリースされた第1弾『トランスフォーメーション』は、第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞。05年10月には第2弾『リュミエール』が発売予定。 オフィシャルHP http://www.musicachiara.com/dulcinea/ 村治佳織スペシャル・サイト(ユニバーサル・クラシックス) |