ojihall


Concert  コンサート情報

庄司紗矢香

2005年1126日(土) 16:00開演

全席指定 6,500


庄司紗矢香(ヴァイオリン)
イタマール・ゴラン(ピアノ)

現在圧倒的な人気を誇るヴァイオリニスト、庄司紗矢香。その人気におごることなく、時として自筆譜にまで辿って学ぶほどの学究的アプローチをもち、技巧だけではなく、内面の完成度も非常に高い音楽を聴かせ続けている希有なアーティストの一人です。王子ホールで2度目となる今回のリサイタルでは、一夜限りの特別プログラムを披露してくれます。世界的ヴァイオリニストに成長しつつある彼女の無限なる可能性を確信する一夜となるでしょう。

プログラム

王子ホール特別プログラム

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 イ短調 Op.23
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.134

プロフィール

庄司紗矢香(ヴァイオリン)

5歳からヴァイオリンを始める。早くから国内外の多くのコンクールに優勝し話題を呼んでいたが、1999年、ヴィオッティ・ヴァルセシア国際コンクール優勝に続き、第46回パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにコンクール史上最年少、かつ日本人として初の優勝を果たし、一躍その名を世界に知らしめた。以後の目覚しい活躍ぶりは常に注目を集めている。既に数多くの国内外の一流指揮者、演奏家、オーケストラと共演しており、ヴェルビエ音楽祭へは定期的に出演している。2002年にザルツブルグでヤンソンス指揮ベルリン・フィルとの共演も果たし、03年には度々共演を重ねているメータ指揮によるロス・アンジェルス・フィル定期公演に出演し本格的なアメリカ・デビューを、続いて04年10月にマゼール指揮ニューヨーク・フィルハーモニック定期公演にてニューヨーク・デビューを飾り、11月にはビシュコフ指揮ケルン放送交響楽団ヨーロッパ・ツアーのソリストに抜擢され、欧州各地で演奏を行った。最新CDはプロコフィエフのソナタ、ショスタコーヴィチのプレリュードを集めた作品集である。ケルン音楽大学卒業。99年度都民文化栄誉章、00年出光音楽賞受賞。使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1715年製ストラディヴァリウス“Joachim”。

イタマール・ゴラン(ピアノ)

リトアニアの首都ビリニュス生まれ。1歳の時にイスラエルに移住。7歳で初リサイタル、1985年から89年までボストンのニューイングランド音楽院でピアノと室内楽を学ぶ。またアメリカ・イスラエル財団の名誉奨学生に繰り返し選ばれている。これまでに、マキシム・ヴェンゲーロフ、イダ・ヘンデル、シュロモ・ミンツ、チョン・キョンファ、ジュリアン・ラクリン、ミッシャ・マイスキー、ワディム・レーピンなどといった演奏家や、数多くのソリストと共演。現在はパリ音楽院で教える傍ら室内楽、演奏旅行、そして詩作などの芸術活動を行っている。