In between music and poetry Vol.5 ――詩はいつも音楽に恋してる。
"谷川俊太郎 SONG BOOK"
2005年10月19日(水) 19:00開演
全席指定 4,000円
谷川俊太郎(詩と朗読) |
「詩と音楽のコラボレーション」
谷川俊太郎(詩と朗読) 1952年、「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行、みずみず しい感性が高い評価を得る。以降文筆業を生業として今日に至る。主な詩集には、読売文学賞を受賞した「日々の地図」をはじめ「ことばあそびうた」「定義」 「みみをすます」「よしなしうた」「世間知ラズ」「モーツァルトを聴く人」などがある。また、絵本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻訳 文化賞を受賞した訳詩集「マザーグースのうた」やスヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍してい る。現代を代表する詩人のひとり。最新作に詩集「シャガールと木の葉」(集英社)、谷川賢作との共作CD「家族の肖像」がある。 |
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谷川賢作(作曲/ピアノ) ジャズピアノを弘勢憲二、佐藤允彦に師事。自己のグループDiVaでの活動の 他、多くのミュージシャンとセッションワークを重ねる。映画・TV ・CM等への作曲も数多く、代表作に映画「竜馬の妻とその夫と愛人」、ネスレモーニングキャンペーン「朝のリレー」等。1988・95・97年日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。95年第40回アジア太平洋映画祭 最優秀音楽賞受賞。2002年3月には、父・俊太郎との初のコラボレートCDとなる詩画集「クレーの天使」をリリース。03年第2集「kiss」、04年 6月、第3集「家族の肖像」をリリースし各方面から絶賛される。同年11月にはNHK「その時歴史が動いた」オリジナル・サウンド・トラックをリリース。 また、俊太郎と共に、パリ、ケルン、ベルリン、リーガ(ラトビア)等を朗読と音楽のコンサートで巡演、好評を博す。05年3月北京大学にてピアノソロ・コ ンサートを開催。 オフィシャルHP http://www.taniken.net/ |
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波多野睦美(ヴォーカル) メゾ・ソプラノ。イギリスのトリニティ音楽大学声楽専攻科修了。ルネサンスのリュートソング、バロックから近現代の歌曲、日本歌曲、宗教曲、バロックオペ ラなどのジャンルで国内外で多くのコンサートを行う。リュートソング・プログラムでケンブリッジ音楽祭、リンカーン古楽祭等にも出演、絶賛を浴びた。ニュ アンスに富む歌の表情、心に残る人物像の表現で独自の存在感を放つ。CD作品も数多く、専門誌で高く評価されている。《タブラトゥーラ》《アンサンブル・ エクレジア》《バッハ・コレギウム・ジャパン》の国内外公演と録音に参加。今春、カリフォルニアでのPacific Rim Music Festivalで間宮芳生作品を演奏。今秋、バロックオペラのアリアを集めたCDを発表予定。王子ホールでのシリーズ「うたの変容~ルネサンスから20 世紀へ」の第1回公演は12月8日に行われる。 |
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石川セリ(ヴォーカル) 12月27日生まれ。神奈川県出身、血液型A型。玉川大学英米文学部中退、藤田敏八監督の映画「八月の濡れた砂」の主題歌を歌いソロデビュー。その後、井上陽水、松任谷由実、坂本龍一、矢野 誠 etc.の参加により数々の作品を発表。1985年「楽園」をリリース後、歌手活動を休止していたが、95年11月“武満さんの作品だから”ということで 実現した10年振りのアルバム、武満徹のポップソング集「翼」を発売。97年2月には再び武満の作品を収めた「MI・YO・TA」を発売した。 |
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村上ゆき(ヴォーカル) 福岡県生まれ。2004年3月、谷川俊太郎+谷川賢作 のアルバム「家族の肖像」にヴォーカリストとして参加。04年9月には、天野清継、鬼怒無月等をゲストに迎えたソロ・デビュー・アルバム「Both sides, now~青春の光と影」をポリスター/silentレーベルよりリリース。ユニークな声質と素晴らしいグルーヴを持った新感覚のシンガーとして高く評価さ れる。今年、7月21日にはデンマーク・レコーディングを含む待望の2ndアルバム「While my piano gently weeps」をリリース、8月28日にはアルバム発売記念ライヴを王子ホールにて開催。CMでは、CDデビュー前にNTT東日本企業広告で音楽と歌を担 当。現在はデビュー・アルバム収録曲「Our House」が同CMでオンエア中。また、ブラックニッカ クリアブレンドCMでは村上ゆきが歌う「夢で逢いましょう」を聴くことができる。 |