MAROワールド Vol.4 “ブラームス” by 篠崎“まろ”史紀
2005年10月2日(日) 16:00開演
全席指定 5,000円
篠崎史紀(ヴァイオリン) 特別協力:株式会社 ヨックモック |
ブラームス:ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 Op.25
(演奏中、ステージにて華道家による生け花をご覧いただきます)
トーク・コーナー(まろ&芦田一寿)
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ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 Op.34
篠崎史紀(ヴァイオリン) 北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれる。3歳より父、篠崎永育によってヴァイオリンの手ほどきを受け、好きな武道も続けながら高校まで地元で過ごす。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、若干34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として国内外で活躍中。96年から東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を続けている他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。又、音楽的信頼関係から“教授”こと坂本龍一の数々のユニットに参加している。 |
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清水醍輝(ヴァイオリン) 5歳よりヴァイオリンを始める。第57回日本音楽コンクール第1位。特別賞、増沢賞受賞。「若い芽のコンサート」でNHK交響楽団と共演。江藤俊哉に師事、首席で卒業し、ウィーン市立音楽院に留学、トーマス・クリスティアンに師事する。1998年に帰国後、2001年11月まで新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターとして活動。多数のアンサンブルへの出演、オーケストラのゲスト・コンサートマスターを務め、現在フリーで多方面に渡る演奏活動を行なっている。 |
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鈴木康浩(ヴィオラ) 5歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園大学卒業後ヴィオラに転向。第47回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部第1位。第9回クラシックコンクール全国大会ヴィオラ部門第2位(1位なし)。第12回宝塚ヴェガコンクール弦楽部門第1位。2001年よりドイツのカラヤン・アカデミーで研鑽を積んだ後ベルリン・フィルの契約団員となり、昨秋帰国。以来、各界から嘱望さfれている逸材である。 |
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桑田 歩(チェロ) 父・桑田 晶によって、3歳よりヴァイオリン、8歳よりチェロの手ほどきを受ける。東京音楽大学から1987年にウィーン市立音楽院に留学。第10回霧島国際音楽祭にて特別賞、イタリアのキジアーナ音楽院にて特別名誉賞を受賞。91年帰国後、群馬交響楽団、95年新星日本交響楽団の首席チェロ奏者に就任。新日フィル、東京都響、大阪フィル等の客員首席奏者も務め、99年にNHK交響楽団に入団、現在フォアシュピーラー。第68回日本音楽コンクール作曲部門で委員会特別賞受賞。アンサンブル・ヴェガの他、N響の4人のチェリストで結成した「ラ・クァルティーナ」のメンバーとして4枚のCDをリリースし、いずれも高い評価を得ている。 |
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若林 顕(ピアノ) 東京芸術大学を経て、ザルツブルク・モーツァルテウムおよびベルリン芸術大学院卒業。田村 宏、ハンス・ライグラフの各氏に師事。85年ブゾーニ国際ピアノコンクール第2位、87年エリザベート王妃国際コンクール第2位受賞の壮挙を果たす。2002年10月カーネギーホール/ワイル・リサイタル・ホールにリサイタル・デビューを果たすなど、近年とくに国際的な活躍の場を広げている。絶えず音楽の本質に正面から向き合い、正統的なピアノ音楽を追求しつづける、将来がますます嘱望されているピアニストである。92年出光音楽賞、98年モービル音楽賞奨励賞受賞。 |
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芦田一寿(あしだ・いちじゅ 華道家) 1967年京都生まれ。伝統と歴史ある正風遠州流七世宗家の長男として幼少より花に親しむ。武蔵野美術大学空間演出デザイン科を卒業後、アメリカ留学。シカゴ、ニューヨーク・パーソンズ美術学校などで勉強の後、帰国。本格的ないけばな活動を開始。平成5年に華道遠州宗家として就任。全国に18の支部、支局をもち、各地で講演・講習会などを開催している。 |