ojihall


Concert  コンサート情報

クイケン・アンサンブル

2005年62日(木) 19:00開演

全席指定 6,000


クイケン・アンサンブル
 シギスヴァルト・クイケン (ヴァイオリン)
 寺神戸 亮 (ヴァイオリン)
 マルレーン・ティールス (ヴィオラ)
 バルトルド・クイケン (フルート)
 ヴィーラント・クイケン (チェロ)
 ロベール・コーネン (チェンバロ))

力強い個性で、現在の“古楽ブーム”とでも言うべきオリジナル古楽器演奏の興隆を巻き起こしたヴィーラント、ジキスヴァルト、そしてバルトルドの3兄弟を 中心に結成された伝説的アンサンブル、クイケン・アンサンブル。兄弟3人でのコンサートは日本ではひさしぶりとなる。個々が忙しい彼らにあってはこのメン バーが揃うことは稀なこと。ここ王子ホールでは、オープニングで名演を披露して以来のステージである。クイケン・アンサンブルの持ち味は、つつましく繊細 な響きによる自然な感興、そして落ち着いた品格ある悠々とした音楽である。リニューアルした当ホールの響きに最適のアンサンブルといえよう。ファン必聴の コンサートである。
プログラム

<ヴィヴァルディの夕べ>

弦楽のための協奏曲 ハ長調 「フランス風」 RV.117
チェロ・ソナタ 変ロ長調 RV.46
トリオ・ソナタ ニ短調 「ラ・フォリア」 Op.1-12 RV.63
フルート協奏曲 ヘ長調 「海の嵐」 Op.10-1 RV.433

********** 休憩 **********

協奏曲 ニ長調 RV.92
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.2-9 RV.16
フルート協奏曲 ト長調 RV.436

プロフィール

クイケン・アンサンブル(古楽アンサンブル)

1987年の初来日以来、久しぶりに3人揃って待望の来日。この3兄弟にチェンバロの長老ロベール・コーネン、そして今や飛ぶ鳥を落とす勢いの、日本を代 表するバロック・ヴァイオリンの旗手、寺神戸亮。さらにクイケン達と共に古楽界をリードしてきたヴィオラ奏者マルレーン・ティールスと、すでに日本ではお なじみの顔ぶれが揃う。多彩な共演者を集め、様々な編成と曲目へのチャレンジで、現在「世界で最も信頼できるオリジナル古楽器演奏集団」と言わしめる世界 を確立している。常に作品の真髄を見極め、作品の意味、演奏の意味を問い直すかのような演奏は「聴き入る者の魂に沁み込む」とまで言われる。