アンサンブル・ゼフィロ
2005年1月28日(金) 19:00開演
全席指定 6,000円
アルフレード・ベルナルディーニ、パオロ・グラッツィ(オーボエ) |
あのモーツァルトの名曲「13管楽器のためのグラン・パルティータ」が初めて王子ホールの舞台にお目見えする。それも、古楽器の多彩な響きによって新たな魅力を吹き込んだアンサンブル・ゼフィロの素晴らしい演奏で!大曲「グラン・パルティータ」は演奏される機会が少ないが、映画「アマデウス」で年老いたサリエリが恍惚とした表情で思い浮かべる第3楽章アダージョの例を出すまでもなく、全7楽章すべてにモーツァルトの美が詰まった大傑作。前半は同じ編成のための「フィガロの結婚」ハイライト。18世紀に流行した管楽器の合奏形態であるハルモニームジークの例に倣ってゼフィロのリーダー、ベルナルディーニが編曲したもの。「もう飛ぶまいぞこの蝶々」など名アリアの演奏も楽しみである。
モーツァルト/ベルナルディーニ:
12の管楽器とコントラバスのための歌劇 「フィガロの結婚」 ハイライト
序曲
「三尺、四尺、五尺」
「もし踊りをなさりたければ」
「もう飛ぶまいぞこの蝶々」
「愛の神よ、ご照覧あれ」
「夕べの風がやわらかく」
「やあ、花嫁の行列だ」
**********休憩**********
モーツァルト:13管楽器のためのセレナード 第10番 変ロ長調 「グラン・パルティータ」 K. 361/370a
アンサンブル・ゼフィロ 「ゼフィロ」はイタリア語で“西風”。1989年に結成されたピリオド管楽器を中心としたグループ。近年は弦楽器が参加し、オーケストラの形態での活動もする。リーダーはバロック・オーボエ奏者のベルナルディーニ。プログラムによって編成を変える。全員実力者揃い、確かなテクニックの上に高音から低音部まで各々の楽器が見事なバランスを保ち、厚み、緻密さ、いずれも感心させられる妙技を披露する。CDもAstreeレーベルその他から複数でており、いずれも評価が高い。 オフィシャルHP http://www.ensemblezefiro.it/ |