エマニュエル・パユ（フルート）

1970年スイスのジュネーブ生まれ。6歳でフルートを始める。パリのコンセルヴァトワールに学び、90年卒業。卒業後オーレル・ニコレに師事。88年ドゥイノ国際、89年神戸国際、92年ジュネーヴ国際を含む多くのコンクールで第1位を獲得。89年から92年バーゼル放送響の首席奏者を務め、93年に名門ベルリン・フィルの首席フルート奏者に就任。これは同団の最年少記録であった。一時期ベルリン・フィルを離れジュネーヴ音楽院で指導に専念していたが、2002年首席奏者として復帰。常に絶大な人気を保ちながら、精力的な演奏活動を展開している。

安楽真理子（ハープ）

上智大学を経てジュリアード音楽院および大学院卒業。ハープを井上久美子、ジュディ・ローマン、ナンシー・アレンに師事。第1回日本ハープ・コンクール優勝。1992年第11回イスラエル国際ハープコンクール第3位。95年ニューヨークのコンサート・アーティストギルド・コンクールで優勝。同年9月よりメトロポリタン歌劇場管弦楽団の専属ハーピストに就任。同歌劇場での活躍の他北米各地にてリサイタルを開催する。CD録音も積極的で、パユと録音したCDが話題を呼んだ。