In between music and poetry Vol. 3 ――詩はいつも音楽に恋してる。
2004年6月4日(金) 19:00開演
全席指定 4,000円
谷川俊太郎(詩と朗読) 後援:サイレント/ポリスター・レコード |
「詩と音楽のコラボレーション」
谷川俊太郎(詩と朗読) 1931年東京生まれ。52年、「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行、みずみずしい感性が高い評価を得る。以降文筆業を生業として今日に至る。主な詩集には、読売文学賞を受賞した「日々の地図」をはじめ「ことばあそびうた」「定義」「みみをすます」「よしなしうた」「世間知ラズ」「モーツァルトを聴く人」などがある。また、絵本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻訳文化賞を受賞した訳詩集「マザーグースのうた」やスヌーピーでおなじみの「ピーナッツ」などの翻訳、脚本、写真、ビデオなどさまざまな分野で活躍している。現代を代表する詩人のひとり。最新詩集「夜のミッキー・マウス」(新潮社刊)。 |
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谷川賢作(作曲/ピアノ) ピアニスト/作・編曲家。1960年東京生まれ。私立玉川学園高等部卒業後、アンスクールにてピアノ及び音楽理論を佐藤允彦に師事。在学中から様々なセッションに参加するかたわらラジオ ドラマ、舞台音楽の作・編曲を手がけるようになる。86年市川崑監督作品「鹿鳴館」に起用されると、そ の後の市川監督の全作品の音楽を担当する。88、95、97年日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。95年第40回アジア太平洋 映画祭最優秀音楽賞受賞。96年現代詩を歌うグループDiVaを結成、父である詩人谷川俊太郎とともに全国各地で音楽と朗読のコンサートを行う。2002年3月には詩画集「クレーの天使」(講談社刊) のピアノと朗読のCDをリリース。これが俊太郎との初のコラボレートCDとなる。03年2月には第二集「kiss」をリリース。04年6月2日に第三集をリリース予定。 |
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天野清継(ギター) 1991年にファースト・アルバム『AZURE』(JTピースライトCF曲含)をリリース、自らもCFに出演し話題を呼ぶ。ソロ活動の一方、ピアニスト・国府弘子とのユニットメHeavenモでアルバムを発表。多数のアーティストのレコーディング及びコンサート・ツアーに参加する他、TV・CF等の音楽制作や、ドーリスなどヴォーカリストのサウンド・プロデュースも手掛ける。2003年9月リリースの7thアルバム『navajo trail』では「AZURE」をリアレンジして収録し、好評を博している。最近はストリングス・ユニットとの共演で日本の楽曲の再評価に取り組んでおり、『voyage』をはじめコンピレーション盤への参加も多い。 |
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村上ゆき(ヴォーカル&ピアノ) 福岡県生まれ。3歳からピアノを弾き始める。トランペット奏者である父の影響で、幼い頃からいろいろなレコードを聴いて育ち、中学生の頃にはラフマニノフやラベルを好んで聴くようになる。大学在学中から弾き語りを始め、ピアニスト、ヴォーカリストとして都内ジャズ・クラブを中心に活動。2003年4月から「ペンタグラム」にヴォーカリストとして参加。三味線、パーカッション、ピアノの女性4人組異色ユニット「奏絃楽打」では、ピアニストとして活躍。ユニークな声質と素晴らしいグルーヴを持った新感覚のシンガーとして高く評価される。谷川俊太郎+谷川賢作のアルバム「家族の肖像」にヴォーカリストとして参加。04年秋にはソロ・デビューCD「青春の光と影」をリリース予定。 |
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覚 和歌子(詩と朗読) 9月1日山梨県生まれ。乙女座O型。早大第一文学部文芸専攻卒。大学卒業と同時に作詞家デビュー。smap、小泉今日子、沢田研二、クミコ等に作品を提供。1992年淡路島「世界環境芸術会議」で、地元小学生と共演した実験詩朗読ライブをきっかけに身体表現としての詩に目覚める。以後、建築、音楽、舞、絵画、写真などとのコラボレーションを試みながら、「朗読するための物語詩」という独自の分野を開拓、国内外各地でステージ活動を精力的に展開している。 映画「千と千尋の神隠し」主題歌「いつも何度でも」の作詞で2001年レコード大賞金賞受賞。著作に、生きていく不思議と死んでいく不思議を往き来する25編の不思議な物語を収録した第一作品集「ゼロになるからだ」(徳間書店)、写真詩集「薬罐」(富山房)など。 |