コンサート情報

イザベル・ファウスト、ジャン=ギアン・ケラス &アレクサンドル・メルニコフ
~ベートーヴェン ピアノ三重奏の夕べ~

2017年5月27日(土)

2017年1011日(水) 19:00開演

全席指定 9,500

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)

奇跡は2度起こる?! ファウスト、ケラス、メルニコフ…夢のトリオによる昨年のシューマン全曲では、キャラ立ちした3人の個性がかちりと組み合わさり、曲の魅力を余すところなく表出、究極のアンサンブルが聴く者を圧倒した。今回の王子ホール25周年記念公演はベートーヴェンを軸としたもの。演奏の喜びが聴衆の静かな興奮にダイレクトに結びつく、そんな奇跡がふたたび起こるに違いない。

プログラム

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第6番 変ホ長調 Op.70-2
シューベルト:ノットゥルノ 変ホ長調 Op.148, D897

********** 休憩 **********

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 Op.97 「大公」

プロフィール


(c)Felix Broede

イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)

クリストフ・ポッペンとデネス・ジグモンディに師事。1987年レオポルド・モーツァルト・コンクール、93年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール優勝。これまでに、アバド指揮ルツェルン祝祭管、ベルリン・フィルをはじめ、ロンドン・フィル、バイエルン放響、ミュンヘン・フィル、パリ管、チェコ・フィル、ボストン響、WDRケルン放響、BBC響、マーラー室内管、ドイツ・カンマーフィル・ブレーメン等と、日本ではN響、都響、新日本フィル、東響、日本センチュリー響、札響等と共演している。指揮者ではアバド、ヤンソンス、ハーディング、ブリュッヘン、ビエロフラーヴェク、ベルティーニ、ホリガー、アントニーニ等と定期的に共演している。古楽器からモダンまであらゆる演奏スタイルを確立しており、そのレパートリーはバッハからリゲティ、メシアン、ジョリヴェといった前衛的作品まで様々な時代の作品を網羅している。室内楽演奏家としても数々の音楽祭に出演し、メルニコフ、フォークト、シュタイアー、C.テツラフ、T.ツィンマーマン、ペルガメンシコフ、イッサーリス、C.ハーゲン等と共演している。CDはハルモニア・ムンディより、バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(ピアノ:メルニコフ)、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(ハーディング指揮マーラー室内管)、バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番(ハーディング指揮スウェーデン放響)、シューマン:ヴァイオリン協奏曲&ピアノ三重奏曲第3番(エラス=カサド指揮フライブルク・バロック・オーケストラ、チェロ:ケラス、ピアノ:メルニコフ)、「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲(全曲)」(ジョヴァンニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコ)など多数リリース。数多くの賞を受賞している。今後は、チェンバロのクリスティアン・ベザイデンホウトと録音したバッハの作品集がリリースされる。使用楽器は、ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」(1704年製)。


(c)Marco Borggreve

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務め、02年にはグレン・グールド賞を受賞したブーレズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモアホール、カーネギーホール等、欧米の権威あるコンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、フィルハーモニア管、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、スイス・ロマンド管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管、N響、読響、東響を始めとするオーケストラ、ブリュッヘン、ビエロフラーヴェク、スラットキン、D.スターン、I.フィッシャー、ネゼ=セガン、ノリントンを含む指揮者と共演。優れた室内楽奏者としても知られ、02年にヴァイトハース、ゼペック、ツィンマーマンとアルカント・カルテットを結成。これまでに20作を超えるCDをリリースし、数々の賞を受賞している。16年にはファウスト、メルニコフとの共演による「シューマン・プロジェクト」CD第3弾をリリースした (ハルモニア・ムンディ/キングインターナショナル)。演奏楽器は1696年ジョフレド・カッパ製(メセナ・ミュジカル・ソシエテ・ジェネラルより貸与)。02年グレン・グールド国際プロテジェ賞受賞。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。


(c)Marco Borggreve

アレクサンドル・メルニコフ(フォルテピアノ)

モスクワ生まれ。16歳で、シューマン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクール、エネスコ国際コンクールと矢継ぎ早に上位入賞を果たす。モスクワ音楽院では名教授レフ・ナウモフキに師事。1992年ドイツのシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン音楽祭に伝説の巨匠リヒテルの代役として演奏、満場の聴衆から熱狂的な拍手を贈られた。その後、ロストロポーヴィチ、バシュメット、グットマン、ヴィルサラーゼ等と共演。また、リヒテルからロシアのタルーサ音楽祭、フランスのツールの音楽祭に招待されている。ロイヤル・コンセルトへボウ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィラデルフィア管、ミュンヘン・フィル、北ドイツ放送響(現NDRエルプフィル)、フランクフルト放送響(現hr響)、フィルハーモニア管、BBC響、バーミンガム市響、ロシア・ナショナル管、N響など世界主要オーケストラと共演、ウィグモア・ホール、ウィーン・コンツェルトハウス、シャトレ劇場、コンセルトヘボウなど世界の名門ホールでリサイタルを開催している。同時に、クラウディオ・アバド音楽祭やシュレスヴィッヒ・ホルシュタイン、ヴェルビエ音楽祭にも出演している。室内楽では、ファウスト、ケラス、シュタイアーと共演。フォルテピアノも演奏し、コンチェルト・ケルン、ベルリン古楽アカデミー等の優れたアンサンブルと定期的に共演する。ファウストとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲録音は、グラモフォン賞とドイツのエコー・クラシック賞に輝き、この曲の録音の試金石となった。また、ショスタコーヴィチの前奏曲とフーガ全曲録音は、BBCミュージック・マガジン賞、ショク・ド・クラシカ、ドイツレコード批評家賞の年間賞を受賞。翌年にはBBCミュージック・マガジンの「史上最高の50選」にも選ばれている。使用楽器はヨハン・ゲオルグ・グレーバー(インスブルック 1820年製)、6オクターブ、5本ペダル。