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Concert  コンサート情報

サヴァール・トリオ
~ラ・ヴィオール・セルティーク~

2017年914日(木) 19:00開演

全席指定 7,000 

完売
2017年4月22日(土)

ジョルディ・サヴァール
 (トレブル・ヴィオール&リラ・ヴィオール)
アンドルー・ローレンス=キング
 (アイリッシュ・ハープ&プサルテリ)
フランク・マグワイアー(ボラーン[バウロン])

2013年9月の無伴奏リサイタル、サヴァールは静かなる弦の声で聴衆を圧倒しました。あれから4年ぶりのコンサートとなる今回は、ケルト音楽の第一人者であり、古い時代のハープとアイリッシュ・ハープの巨匠ローレンス・キングと共に、打楽器を加えたトリオでケルト音楽の世界を繰り広げます。
プログラム

【ラ・ヴィオール・セルティーク(ザ・ケルティック・ヴァイオル)

カレドニア・セット(ヴィオール&ハープ)
 アイルランド伝承曲:音楽の司祭/スコットランドのメアリー
 キャプテン・サイモン・フレイザー(1773-1852)[1816コレクション]:カレドニアの叫び~ニール・ガウのための
 アイルランド伝承曲:サッカウのジグ

モイラ卿のセット(リラ・ヴィオール・ソロ)
 ナサニエル・ガウによるストラススペー:アラステア・マクアラステア
 ライアンの大コレクション:モイラ卿&人力車
 アイルランド伝承曲:トム・ブリッグのジグ

カロランのハープ(ハープ・ソロ)
 作者不詳(アイルランド伝承 バンティング写本): トライ・イフ・イット・イズ・イン・チューン~フィーガン・ゲリーシュ
 ターロック・オキャロラン(1670-1738):カロランの夢~モリー・マクアルピン
 スコットランド伝承曲:トゥーロッホゴルムのリール

ラメント・セット(ヴィオール&ハープ)
 ジェームズ・マクファーソン(1675頃-1700):マクファーソンのラメント(ヴィオール・ソロ)
 アイルランド伝承曲:タットルのリール(ヴィオール&ハープ)
 ニール・ガウ:2人目の妻の死へのラメント(ヴィオール・ソロ)
 アイルランド伝承曲:ジャガイモの穴の中の間抜け(ヴィオール・ソロ)

カロランの好きなジグ(ヴィオール&ハープ)
 作者不詳(?ヒュー・アストン 16世紀初頭「ロイヤル写本」補遺58):カレー夫人のドンペ
 オキャロラン(エドワード・バンティング「アイルランドの古楽」1809):アビゲイル・ジャッジ&プランクスティ・ジャッジ/コロネル・アーヴィング

ランカシャー・パイプス・セット(リラ・ヴィオール・ソロ)
 ア・ポンイトまたは前奏曲~ランカシャー・パイプス(マンチェスター・ガンバ・ブック1640頃)~
 ラムゼイの豚/バーディーのケイト(マンチェスター・ガンバ・ブック1640頃)~一杯のお茶(アイルランド伝承曲)~トイ(マンチェスター・ガンバ・ブック1640頃)

ドニゴール・セット(ヴィオール&ハープ)
 スコットランド伝承曲:レディー・メアリー・ヘイのスコットランドのリズム
 オキャロラン:カロランのいとまごい
 ドニゴール伝承曲:ガスティのうかれ騒ぎ

プロフィール

ジョルディ・サヴァール(トレブル・ヴィオール&リラ・ヴィオール)

バルセロナ県の都市イグアラダに生まれる。6歳で地元の少年合唱団に参加して音楽を始め、バルセロナ音楽院でチェロを学ぶ。1964年同音学院を卒業後、独学でヴィオラ・ダ・ガンバおよび古楽を学ぶ。68年よりバーゼル・スコラ・カントルムで研鑽を積み、73年に師であるアウグスト・ヴェンツィンガーを継いで後進の指導に当たる。奏者およびディレクターとして過去30年以上にわたり調査、研究、解釈に力を注いでおり、数々の重要なレパートリーを復元し、ヴィオラ・ダ・ガンバ音楽のファン層を拡げた。また、公私ともにパートナーであった古楽声楽家故モントセラト・フィゲラスと共にエスぺリオンXXをはじめとする数々のアンサンブルを立ち上げ、美と感情の世界を探求、創造してきた。音楽を担当したアラン・コルノー監督の映画「めぐり逢う朝」(91年)のサウンドトラックはセザール賞を受賞、また、その活発な演奏活動および録音企画は、古楽がエリート趣味あるいは少数にのみ支持される音楽では無いことを証明しており、若い聴衆の心をつかんでいる。共演する音楽家は西ヨーロッパ諸国だけでなくアラブ、イスラエル、トルコ、ギリシア、アルメニア、アフガニスタン、メキシコ、北米出身者を含み、またそのコンサート・プログラムは、交戦中の民族と文化の間で相互の理解と平和を成し遂げる調停にも及び、それにより2008年には、異文化間の対話のための欧州連合大使に任命されて、フィゲーラスと共に、ユネスコの「グッド・ウィル・アンバサダー」というプログラムのもと、「平和のためのアーティスト」と冠された。これまでに、仏ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジク誌の“ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー”、仏ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジクの“ソリスト・オブ・ザ・イヤー”、スペイン“芸術金賞”、ウィーン・コンツェルトハウスの名誉会員を含む数々の名誉ある賞を受賞。またフランス文化省より芸術文化勲章オフィシエを授与されている。

アンドルー・ローレンス=キング(アイリッシュ・ハープ&プサルテリ)

バロック・ハープの名手であり、通奏低音奏者として古楽の世界を牽引する音楽家の一人。彼の音楽家としてのキャリアはガーンジー島セント・ピーター・ポートの教区教会と大聖堂の首席聖歌隊員から始まった。奨学金を得てケンブリッジでオルガンを学び、ヨーロッパの一流アンサンブルで多才な通奏低音奏者として地位を確立。1988年に通奏低音グループ“トラジコメディア”を設立。またハープのソリストとしてジョルディ・サヴァールのエスぺリオンXXに参加し、ブレーメン古楽アカデミーとバルセロナのカタルーニャ高等音楽院の通奏低音、ハープの教授に任命された。このほかシベリウス音楽院やヘルシンキ・スタディア(フィンランド)でも教えており、スペインのバロック音楽・演劇の研究やこれまでの教育活動が認められ、英国芸術・人文科学研究会議より3年の特別研究員としての資格を授与された。94年には自身のアンサンブル、ザ・ハープ・コンソートを結成し、すぐにドイツ・ハルモニア・ムンディと7年の録音契約を結ぶ。現在はハルモニア・ムンディUSAとのみ録音しており、「ミサ・メヒカーナ」はロンドン・タイムズCDオブ・ザ・イヤーに選ばれ、「ミラクル」はオランダ・エディソン賞、グラモフォン誌エディターズ・チョイス他の栄誉に輝いている。現在ソロ・リサイタル、ザ・ハープ・コンソートとのツアー、欧米でのオーケストラ、合唱、バロック・オペラの客演音楽監督としての出演など、精力的な活動を展開している。

フランク・マグワイアー(ボラーン[バウロン])

アイルランドの伝統音楽奏者である父と祖父のもと、楽器をやっと持てるようになった年頃から音楽を始める。少年期から幾つものバンドで演奏し、数多くの音楽祭、テレビ・ラジオ番組に出演。2001年にバンド“ライラ・セルティカ”を結成、その後も傑出したトラッド奏者を迎えて成功を収める。長年様々な打楽器の研究を続け、フォーク、ブルース、ブルーグラス、ソウル、ゴスペル、クラシックなど、幅広いジャンルの音楽家と共演を果たす。バンジョー奏者アリソン・ブラウンとはケルティック・コネクションズで数多く共演し、11年にはフィドル・バンジョー奏者のケイト・ラソーレとグラストンベリー・フェスティバルに招聘された。10年には、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者ジョルディ・サヴァールの依頼によりハープ奏者アンドルー・ローレンス=キングとアルバム「ケルティック・ヴィオールII」を録音。現在も両名と共に世界中の音楽祭やコンサートで演奏している。