ojihall


Concert  コンサート情報

クリスマス・コンサート

クリスティアン・ベザイデンホウトの世界 Vol.4

2015年1215日(火) 19:00開演

全席指定 6,000

残券僅少
2015年9月26(土)

(c)Marco Borggreve

クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)

現在ヨーロッパ音楽界の第一線で活躍しているフォルテピアノの名手、クリスティアン・ベザイデンホウト。15年のクリスマス・コンサートは、人なつっこい、いたずら好きのモーツァルトのようなベザイデンホウトの世界をご一緒するシリーズ4回目をおおくりします。ちょっと想像してみてください。モーツァルトが生きていた時代を。小振りで素朴な木の手触りがするフォルテピアノからマジック・フルートのように生まれた数々のモーツァルトの音楽を。ベザイデンホウトの指先から音符が飛び立つように、転調するプレリュードや詩的な哀愁漂う幻想曲、アダージョ、さらに美しく華麗なトルコ行進曲がファンタジーとなって甦ります。さあ、彼がしかける魔法がいっぱいのワンダーランドへご一緒しませんか?

 

※スパークリングワインをご用意しております。ご自由にお飲みください。

プログラム

オール・モーツァルト・プログラム

クラヴィーアのための小品 ヘ長調 K33b
転調するプレリュード K.deest (K624a)
ピアノ・ソナタ 第7番 ハ長調 K309
幻想曲 ハ短調  K475
********** 休憩 **********
アダージョ ロ短調  K540
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K331「トルコ行進曲つき」

プロフィール

(c)Marco Borggreve

クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ)

1979年南アフリカ生まれ。オーストラリアで勉強をはじめ、イーストマン音楽学校を卒業し、現在はロンドンに住む。モダン・ピアニスト、レベッカ・ペニーズのもと初期のトレーニングをはじめた後、初期鍵盤楽器の魅力に目覚め、探究した。アーサー・ハスにチェンバロを、マルコム・ビルソンにフォルテピアノ、通奏低音と演奏法をポール・オデットに師事した。21歳でブリュージュ国際音楽コンクールのフォルテピアノ部門で第1位と聴衆賞という2重の栄誉に輝いた。フライブルク・バロック・オーケストラ、シャンゼリゼ管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、コンチェルト・ケルン、ヨーロッパ室内管弦楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、コレギウム・ヴォカーレ・ゲントなど世界をリードするアンサンブルに、たびたびゲストアーティストとして招かれ、ときにはディレクターとしての役割も担っている。またガーディナー、ヘレヴェッヘ、ブリュッヘン、ピノック、ホグウッドなど世界的に著名な指揮者と、ソリストではケラス、ファウスト、ムローヴァ、カルミニョーラ、ベイエ、サンプソン、パドモアらと共演している。レコーディングは2009年からハルモニア・ムンディと長期契約を結んでいる。ペトラ・ミュレヤンスとのモーツァルトのヴァイオリン・ソナタ集、ソロではモーツァルトの鍵盤楽器全作品集 第1集~第7集がリリースされている(第1集はディアパゾン誌のDiapason Découverte賞、セシリア賞を、第3集はドイツ・レコード批評家賞を受賞)。またハルモニア・ムンディの別のプロジェクト、フライブルク・バロック・オーケストラとメンデルスゾーンのピアノ協奏曲集、マーク・パドモアとのシューマンの「詩人の恋」は、いずれもエディソン賞を受賞。ヴィクトリア・ムローヴァとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(ONYXレーベル)は、ICMA賞と2011年エコー・クラシック賞「室内楽部門」、13年にはエコー・クラシック賞「協奏曲部門」(フライブルク・バロック・オーケストラとのモーツァルト、ピアノ協奏曲)を受賞。グラモフォン誌の「アーティスト・オヴ・ジ・イヤー」にノミネートされた。最近のコンサート活動としては、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、フライブルク・バロック・オーケストラ、ロッテルダム・フィルハー管弦楽団などの演奏会に出演、14/15シーズンには、シアトル交響楽団、シカゴ交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、ベルン交響楽団、イングリッシュ・コンサート、イル・ジャルディーノ・アルモニコへの出演が含まれている。ニューヨーク、ロンドン、ワルシャワ、ザルツブルク、バルセロナ、フランクフルトなどではリサイタルも行った。