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Concert  コンサート情報

エマニュエル・パユ&クリスティアン・リヴェ

2010年1022日(金) 19:00開演

全席指定 8,000 

完売

パユ写真(c)EMI CLASSICS

エマニュエル・パユ(フルート)
クリスティアン・リヴェ(ギター)

フルート界のスーパースター、エマニュエル・パユの新たなプロジェクトは、ギターとのデュオ。共演するクリスティアン・リヴェはフランスを中心に幅広く活躍、パユとは長年の友人でもあります。両者はすでにヨーロッパでツアーを行っており、今回の来日公演でも息の合ったアンサンブルが期待されます。プログラムの前半は両者が精通している『中央ヨーロッパ』、そして後半は『日本とインド』がテーマとなっています。日本の管楽器に造詣が深く、また以前からインド音楽に興味を示していたパユだけに、楽しみな構成となりました。

プログラム

J.S.バッハ:フルートと通奏低音のためのソナタ ハ長調 BWV1033
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
J.ノヴァーク:フルートとギターのための「春の舞曲」
 (※チラシ等で「ソナタ」と表記しておりましたが、正しくは上記の通りです)

********** 休憩 **********

宮城道雄:春の海
武満 徹:エア(フルート独奏)
     :海へ
     :すべては薄明のなかで (ギター独奏)
ラヴィ・シャンカール:魅惑の夜明け

プロフィール

(c)EMI CLASSICS

エマニュエル・パユ(フルート)

ジュネーヴ生まれ。6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院で、ミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。1989年の神戸国際コンクール1位で日本のフルート・ファンの注目を一気に集め、92年には最難関のジュネーヴ国際コンクールで1位を獲得。93年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、同年ベルリン・フィル首席ソロ奏者就任。2000年6月ベルリン・フィルを退団、同年9月から01年6月までジュネーヴ音楽院フルート科の教授として後進の指導にあたる。02年4月ベルリン・フィルに復帰、首席奏者およびソロ・フルーティストとしての演奏活動を再開。来日も多く、リサイタルの他、NHK交響楽団などとの共演、マスタークラスも行っている。06年放送の大河ドラマの紀行音楽にも参加。現在EMIと専属契約を結んでおり、15作を超えるCDをリリース。10年、ヤニク・ネゼ=セガン指揮ロッテルダム・フィルとの共演による最新作「ファンタジー~オペラ座の夜」をリリース。

クリスティアン・リヴェ(ギター)

フランス・メッツ地方音楽院でギター、指揮法、室内楽、和声、対位法を学び、同音楽院を首席で卒業後1984年にパリ国立高等音楽院に入学、アレクサンドル・ラゴヤに師事する。87年および88年にギターと室内楽でそれぞれプルミエ・プリ(一等賞)を獲得して修士課程へと進み、アルヴァロ・ピエリ(ギター)およびピエール=イヴ・アルトー、ミシェル・デボスト、オーレル・ニコレといったフルーティストの薫陶を受けた。室内楽奏者として、エマニュエル・パユ(フルート)、ミシェル・ポルタル(クラリネット)、ローラン・コルシア(ヴァイオリン)等と度々共演。またレナード・バーンスタイン、ピエール・ブーレーズ、パスカル・デュサパン、ペーテル・エトヴェシュといった巨匠達との出会いにより芸術的影響を受けている。国家資格を持つ指導者として、89年よりパリ8区音楽院でギターおよび室内楽のクラスを担当。文学にも深い関心を持ち、85年には詩作でトゥールーズ市主催国際コンクールの1位を獲得している。2004年ソロCDデビュー。