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Concert  コンサート情報

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ザ・フレンチ・コネクション・イン・トウキョウ2025
ジャン=ギアン・ケラス、エマニュエル・パユ、エリック・ル・サージュ

2025年928日(日) 14:00開演
全席指定 10,000

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ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)
エマニュエル・パユ(フルート)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

ケラス、パユ、ル・サージュの盟友トリオが6年ぶりに王子ホールに集うフレンチ・コネクション。マルティヌー、ハイドン、前回初演された細川俊夫『レテの響き』の再演、そしてウェーバーの、いずれもフルート、チェロ、ピアノのための作品を、パユとケラスの妙技、重厚さと軽妙さで2人を支えるル・サージュのいぶし銀の腕前でお届けします。大人のダンディズムを存分にご堪能ください。
プログラム

マルティヌー:三重奏曲 H300
ハイドン:三重奏曲 ニ長調 Hob.XV-16

 

********** 休憩 **********

 

ハイドン:三重奏曲 ヘ長調 Hob.XV-17
細川俊夫:レテの響き
ウェーバー:三重奏曲 ト短調 Op.63

プロフィール

(c)Hiromichi Nozawa

ジャン=ギアン・ケラス(チェロ)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。1990年より2001年までアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・チェロ奏者を務めた。レパートリーはバロックから現代まで多岐にわたり、ウィーン楽友協会、コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール、カーネギー・ホール等、世界の著名コンサートホールの多くでリサイタルを行っている。また、パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、バイエルン放送響、ロンドン響、フィラデルフィア管、N響、都響、読響をはじめとするオーケストラ、フィッシャー、ヘレヴェッへ、ネゼ=セガン、ノリントンを含む指揮者と共演。これまでに、ドヴォルザーク、エルガー等のチェロ協奏曲、バッハおよびブリテンの無伴奏チェロ組曲、ベートーヴェンおよびシューマンの室内楽作品(ピアノ:A.メルニコフ、ヴァイオリン:I.ファウスト)、A.タロー(ピアノ)とのデュオによるアルバム等、数々のCDをリリース。使用楽器は1706年頃製作のストラディヴァリウス “Kaiser”(カナダCanimex Inc.より貸与)。ドイツ・フライブルク音楽大学教授。

(c)Denis Felix

エマニュエル・パユ(フルート)

6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。1989年神戸国際フルートコンクール第1位、92年には最難関のジュネーヴ国際音楽コンクール第1位を獲得。1992年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、翌年には首席奏者に就任。ソリストとして、これまでクラウディオ・アバド、ジョヴァンニ・アントニーニ、ダニエル・バレンボイム、ピエール・ブーレーズ、ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・ハーディング、パーヴォ・ヤルヴィ、ロリン・マゼール、ヤニック・ネゼ=セガン、サイモン・ラトルをはじめとする巨匠のもと世界の名だたるオーケストラと共演。室内楽の分野では、エリック・ル・サージュ、アレッシオ・バックス、イェフィム・ブロンフマン、エレーヌ・グリモー、スティーヴン・コヴァセヴィッチといったピアニストとリサイタルを行うほか、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)のメンバーとして演奏活動およびレコーディングを行っている。また、93年にエリック・ル・サージュ、ポール・メイエと共にサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭を創設、芸術監督を務める。来日も多く、リサイタルのほか、N響、読響、大フィル、札響を含むオーケストラとの共演、またマスタークラスも行っている。2006年には大河ドラマの紀行音楽に参加した。録音では96年にEMIクラシックス(現ワーナー・クラシックス)と専属契約を結び、数多くのCDをリリースしている。フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。英国王立音楽院名誉会員。24年レオニー・ソニング音楽賞(デンマーク)受賞。


エリック・ル・サージュ(ピアノ)

南仏のエクサン・プロヴァンス生まれ。パリ国立高等音楽院を17歳で卒業後、ロンドンでマリア・クルチオに師事。1985年ポルト市国際コンクールおよび89年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位、90年リーズ国際ピアノ・コンクール第3位などの受賞歴を持つ。ウィグモア・ホール、フィルハーモニー・ド・パリ、シャンゼリゼ劇場、アムステルダム・コンセルトヘボウ、フランクフルト・アルテ・オーパー、ベルリン・フィルハーモニー、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、カーネギー・ホール、サントリーホールを含む著名コンサートホールでリサイタルおよび室内楽を行うほか、欧米やアジアの主要オーケストラと共演。また、シューベルティアーデ、エディンバラ国際フェスティバル、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭等の国際音楽祭に招かれ出演している。室内楽の名手としても名高く、エマニュエル・パユ(フルート)、ポール・メイエ(クラリネット)、樫本大進(ヴァイオリン)、リーズ・ベルトー(ヴィオラ)、フランソワ・サルク(チェロ)、エベーヌ弦楽四重奏団、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)といったトップ奏者たちと共演を重ねている。93年にメイエ、パユ等と共にサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭を創設、芸術監督を務める。シューマンのピアノ曲・室内楽作品全集(2010年ドイツ・レコード批評家賞受賞)、プーランク、フォーレ、ブラームスの室内楽作品全集、ベートーヴェン「最後の3つのソナタ」、ユリアン・プレガルディエンとの「シューマン:詩人の恋」、モーツァルト「ピアノ協奏曲第24番&第17番」、近現代フランス音楽の小品26作を集めた「空中庭園」をはじめとする多数のCDをリリース。フライブルク音楽大学教授。