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Concert  コンサート情報

G-Lounge #28
ドリーマーズ・サーカス

2024年1023日(水) 19:00開演
全席指定 6,500

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ルネ・トンスゴー・ソレンセン(ヴァイオリン)
アレ・カー(シターン[ブズーキ])
ニコライ・ブスク(ピアノ、アコーディオン)

G-Lounge第2弾。北欧の伝統音楽をベースにしながら、クラシックの要素をブレンドさせた高度かつシンフォニックなサウンドを構築しているドリーマーズ・サーカス。北欧の祝祭などで奏でられる伝統音楽の豊かさと、クラシックの美しい音色と構築美を併せ持つ、3人とは思えない壮大かつ緻密なアンサンブルは唯一無二です。

 

Message from the Artist

プログラム

ロスキレへの道~カロンボー旅行(デンマーク伝統音楽)
影の中の少女(アレ・カー)
ふたりの心~オットマンダンス~おつかい旅行(デンマーク伝統音楽/デンマーク伝統音楽/ニコライ・ブスク)
「クロッグ・フィドル・チューン」 ラース・ペンのマーチ~リンダールのマズルカ(スウェーデン伝統音楽)
霧が晴れていく(カール・ニールセン)
「ハンデッド・オン・セット」 ペーパー・プレイン・ポルスカ~ダンシング・アローン~トレトゥール(ニコライ・ブスク/アレ・カー/アレ・カー)
テルミナ アナザー(光田康典、編曲:ドリーマーズ・サーカス)

 

********** 休憩 **********

 

ハーモニー・ホール(ドリーマーズ・サーカス&シャロン・シャノン)
スナッブセン(ニコライ・ブスク)
門を高く~雄ヤギ~カタストロフィ(デンマーク伝統音楽/デンマーク伝統音楽/アレ・カー)
ストームポルスカン(アレ・カー、編曲:ルネ・トンスゴー・ソレンセン)
フリーウェイ・ラプソディー(ニコライ・ブスク)
マルヴァ(アレ・カー)
オーパス2.5~プレリュード・トゥ・ザ・サン(ニコライ・ブスク/J.S.バッハ、編曲:ドリーマーズ・サーカス)

 

※演奏曲目は、変更になる場合がございます。

プロフィール

ドリーマーズ・サーカス

現在の北欧/デンマーク伝統音楽を代表する3人組のバンド。2009年結成。結成わずか6ヶ月後、彼らの最初の演奏はデンマークのロイヤル・アカデミー・ホールで行われたコペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサート。ルネがモーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲第5番」にソリストとして出演した際、カデンツァ部分でアレとニコライが演奏に加わり、伝統音楽版を演奏し、観客の度肝を抜いた。11年にはコペンハーゲン・フィルに招かれ、「夢の60分間」というドリーマーズ・サーカスの音楽を、オケと1時間まるまる共演するというプログラムを行なう。これはデンマークの伝統音楽バンドで初の快挙である。13年ドリーマーズ・サーカスは初のフル・アルバム『リトル・シンフォニー』をリリース。デンマーク・ミュージック・アワードの主要3部門を受賞し、瞬く間に北欧伝統音楽を代表するバンドとして躍り出る。以降もアルバムをリリースする度にDMAを受賞し、北欧トップバントとしての地位を揺るぎないものにした。17年、19年、22年に来日。22年の東京公演では光田康典との共演、またドリーマーズ・サーカスが参加したゲーム『CHRONO CROSS: THE RADICAL DREAMERS EDITION』サウンドトラック(作曲:光田康典)が大きな話題となった。

ルネ・トンスゴー・ソレンセン(ヴァイオリン)

ヴァイオリンのルネは、1983年コペンハーゲン郊外のロスキレ出身。フェロー諸島出身のヴァイオリニストの父親を持ち、伝統音楽とダンスを愛する家庭に育ち、デンマーク王立音楽アカデミーでクラシック音楽も学ぶ。デンマーク弦楽四重奏団(2018年に来日、第61回グラミー賞ノミネート)の1stヴァイオリン、コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務める。08年カール・ニールセン国際コンクールでデンマーク人唯一のセミファイナリストとなり、同時に同コンクールのデンマーク作品最優秀演奏賞、09年ロンドン国際弦楽四重奏コンクール第1位、ベートーヴェン賞、シドニー・グリラー賞、20世紀賞、マントン音楽祭賞、13年デンマーク皇太子夫妻賞でライジング・スター賞など、多数の音楽賞を受賞するデンマークでは最も有名なヴァイオリン・ソリストである。

アレ・カー(シターン[ブズーキ])

アレは、担当楽器のシターンのほか、マンドーラ、マンドリン、ギター、フィドル弾きこなすマルチ弦楽器奏者であり、作曲家。1989年スウェーデン南部のスコーネ生まれ。伝統音楽家の家庭で育ち、家族バンド「カー・ファミリー」で活動。ストックホルムの王立音楽大学で音楽を学ぶ。14歳でシターンを弾き始め、18歳でヴァイオリンの「リクスペルマン」(熟練したスウェーデン伝統音楽家に与えられる称号の一つ)、2017年スコーネの伝統楽器クロッグ・フィドルの世界チャンピオンとなる。バスコ、エスコ・ヤルヴェラ、ビャルケ・ファルグレンなど、多数のプロジェクトで伴奏者、ソリストとして活躍。15 年からスコーネの伝統音楽フェスティバル「フォークロット」の芸術監督を務めている。デンマーク・ミュージック・アワード(以降:DMA)では「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」などを含む10個以上の賞を受賞・ノミネート。23年にはBBCプロムスに出演、ペッカ・クーシストと魅惑のアンサンブルを繰り広げた。

ニコライ・ブスク(ピアノ、アコーディオン)

ピアノとアコーディオンのニコライは、作曲家、編曲家として多くのジャンルで引っ張りだこの存在であり、デンマーク音楽シーンで重要な存在として知られる。1982年生まれ。デンマークの伝統的な歌やルイ・アームストロングやビートルズで聴いて育つが、ニコライの言葉を借りれば伝統音楽に「取り入れられた」とのこと。コペンハーゲンのリトミック・アカデミーで学ぶ。デンマークで人気のトリオ・ミオの元メンバーとして知られ、ファルゲン・ブスク・デュオ、ブルー・ライフ、ハル&ニコラエなど多数のプロジェクトのメンバーとしても活躍。作曲家として、多数のアンサンブル、合唱団、オーケストラ、劇場公演のための曲も書いている。DMAを13回以上受賞。