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Concert  コンサート情報

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フランチェスコ・トリスターノ
『イギリス組曲』

2023年1012日(木) 19:00開演
全席指定 6,500

ご好評につき完売いたしました
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フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)

一方でテクノ音楽を演奏するフランチェスコ・トリスターノは、バッハ演奏に於いてたゆまぬ探究を続け、独自の世界を築いています。2013年の「ブクステフーデ&バッハ」と「フランス組曲」、15年の「パルティータ」、17年の「ゴルトベルク変奏曲」からコロナ禍で度重なる来日中止を経て6年ぶりに挑むのは、高い技術を要し、長大な形式美を誇る「イギリス組曲」です。
プログラム

J.S.バッハ:イギリス組曲

 第1番 イ長調 BWV806
 第2番 イ短調 BWV807
 第3番 ト短調 BWV808

********** 休憩 **********

 第4番 ヘ長調 BWV809
 第5番 ホ短調 BWV810
 第6番 ニ短調 BWV811

プロフィール
(c)Marie Staggat

フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ)

1981年ルクセンブルク生まれ。バロック音楽、現代音楽、テクノ音楽、自作のレパートリーで世界中を駆け巡り、またJ.S.バッハのピアノ作品全録音という意欲的なプロジェクトを続けながら、一方で電子音楽レーベルにダンス・アルバムの録音活動をしている。2004年のオルレアン(フランス)20世紀音楽国際ピアノコンクールで優勝、またルクセンブルク・フィルハーモニーによりヨーロッパ・コンサートホール協会の「ライジングスター」アーティストに選出され、ウィーンのムジークフェラインを含むヨーロッパの著名ホールで数多くリサイタルを行う。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル、ルール・ピアノ・フェスティバル等著名な音楽祭に招待され、10年ハンブルク交響楽団(音楽監督:ジェフリー・テイト)のレジデント・アーティストに選ばれ、ソロ・リサイタル、ハンブルク交響楽団のソリストとして多くの公演に出演。また一方テクノ音楽の活動では、デトロイト・テクノの偉人カール・クレイグから世界各地での公演に数多く招待され共演。01年の初レコーディングではバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を録音。10年3月、ユニバーサル・クラシック&ジャズ(ドイツ)と専属契約を結び、翌年3月にバッハ、J.ケージ、自作の新曲でドイツ・グラモフォンから「bachCage」をリリース。同年6月の来日では、アルバム「bachCage」のプログラムを含む6公演を行い、この来日ではNHKBSプレミアム「クラシック倶楽部」にも出演。12年3月、京都コンサートホールでドイツ・グラモフォンCD第2弾「Long Walk」を録音、9月にリリース。14年6月、アリス=紗良・オットとのピアノ・デュオのアルバル「スキャンダル」をリリース、合わせて全国5箇所で日本ツアーを行う。16年3月、ライプツィッヒで自作のピアノ協奏曲「Island Nation」をクリスチャン・ヤルヴィ指揮MDR交響楽団と世界初演、17年11月すみだトリフォニーホールで、同曲をクリスチャン・ヤルヴィ指揮新日本フィルハーモニー交響楽団と日本初演する。さらに同12月には、坂本龍一の招きでグレン・グールド生誕85周年「Glenn Gould Gathering」プロジェクト(会場:草月ホール)に参加、グレン・グールドが作曲した曲等を演奏する。17年、ソニー・クラシカルと録音契約を結び、「ピアノ・サークル・ソングス」(2017)、「東京ストーリーズ」(2019)、「オン・アーリー・ミュージック」(2022)をリリースしている。