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Concert  コンサート情報

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エマニュエル・パユ&アレッシオ・バックス

2023年928日(木) 19:00開演
全席指定8,000

ご好評につき完売いたしました
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エマニュエル・パユ(フルート)
アレッシオ・バックス(ピアノ)

限界知らずのキング・オブ・フルート、パユ。今回は、ヴァイオリン・ソナタの名曲をイタリア出身の実力派ピアニスト、アレッシオ・バックスとの共演でおおくりします。毎年のように夏のトスカーナの音楽祭で信頼を深めている二人によるメンデルスゾーン、フランクでの才気煥発なデュオに心が躍ります。また20世紀フルートの巨匠ジャン=ピエール・ランパル(1922~2000)の生誕100年を記念して作曲されたニコラ・バクリ(1961~)の作品は、22年7月にパユとバックスにより世界初演され、今ツアーが日本初演となります。こちらもご期待ください。

 

>>「楓Vol.20」のインタビューを読む

プログラム

バクリ:フルートとピアノのためのソナタ 第3番 Op.156
フランク/パユ編:ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ イ長調)

********** 休憩 **********

C.シューマン:3つのロマンス Op.22 (原曲:ヴァイオリンのための)
メンデルスゾーン:ソナタ ヘ長調 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q26)

プロフィール

エマニュエル・パユ(フルート)

6歳でフルートを始め、パリ国立高等音楽院でミシェル・デボスト、アラン・マリオン、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イヴ・アルトーに師事、同音楽院卒業後はバーゼルのオーレル・ニコレの下で研鑽を積んだ。1989年神戸国際フルートコンクール第1位、92年には最難関のジュネーヴ国際音楽コンクール第1位を獲得。92年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーディションに合格し、翌年には首席奏者に就任。ソリストとして、これまでクラウディオ・アバド、ジョヴァンニ・アントニーニ、ダニエル・バレンボイム、ピエール・ブーレーズ、ジョン・エリオット・ガーディナー、ダニエル・ハーディング、パーヴォ・ヤルヴィ、ロリン・マゼール、ヤニック・ネゼ=セガン、サイモン・ラトルをはじめとする巨匠のもと世界の名だたるオーケストラと共演。室内楽の分野では、エリック・ル・サージュ、アレッシオ・バックス、イェフィム・ブロンフマン、エレーヌ・グリモー、スティーヴン・コヴァセヴィッチといったピアニストとリサイタルを行う他、レ・ヴァン・フランセ(木管アンサンブル)のメンバーとして演奏活動およびレコーディングを行っている。また、93年にエリック・ル・サージュ、ポール・メイエと共にサロン・ド・プロヴァンス国際室内楽音楽祭を創設、芸術監督を務める。来日も多く、リサイタルの他、N響、読響、大フィル、札響を含むオーケストラとの共演、またマスタークラスも行っている。2006年には大河ドラマの紀行音楽に参加した。録音では96年にEMIクラシックス(現ワーナー・クラシックス)と専属契約を結び、数多くのCDをリリースしている。フランス芸術文化勲章「シュヴァリエ」受章。英国王立音楽院名誉会員。

アレッシオ・バックス(ピアノ)

イタリア・バーリに生まれる。8歳でピアノを始め、14歳でバーリ音楽院を首席卒業。16歳でアメリカ・ダラスの南メソジスト大学に入学し、スペインの巨匠ホアキン・アチュカロに師事、ピアノ演奏コースで音楽修士号を取得。1997年第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年リーズ国際ピアノ・コンクールで優勝。09年エイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラント、13年にはA.ウォルフ室内楽賞および、新進アーティストとしてリンカーン・センター賞を受賞。これまでに、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、ニューヨーク・フィル、ボストン響、サンクトペテルブルク・フィル、シドニー響、N響、東響を含む150以上のオーケストラ、マリン・オルソップ、アンドルー・デイヴィス、ファビオ・ルイージ、サイモン・ラトル、ユーリ・テルミカーノフ、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンをはじめとする指揮者と共演。ソリストとして、ロンドンのウィグモア・ホール、ワシントンD.C.のケネディー・センター、ニューヨークのカーネギー・ホール他でリサイタルを行う他、優れた室内楽奏者としても知られ、ジョシュア・ベル、樫本大進、タベア・ツィンマーマン、スティーヴン・イッサリース、ジャン=ギアン・ケラス、エマニュエル・パユ、イアン・ボストリッジを含むトップ・アーティストと共演。17年よりイタリア・トスカーナ州のオルチャ渓谷地帯で行われる夏の音楽祭「シエナでの出会い」の芸術監督を務めるほか、シアトル、サロン・ド・プロヴァンス、ヴェルビエ、ラヴィニアなどの国際音楽祭に招かれ出演している。これまでに「バッハ・トランスクライブド」、「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番」、「イタリアン・インスピレーション」をはじめとする数多くのCDをリリース。ニューヨーク在住。ボストン・ニューイングランド音楽院で後進の指導にも当たる。