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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #184
西山まりえの歴女楽 Vol.9
~王妃マルゴ~

2023年75日(水) 13:30開演
全席指定 3,500

ご好評につき完売いたしました

西山まりえ(チェンバロ/バロック・ハープ)
中木健二(チェロ)
松井亜希(ソプラノ)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第184回は、クラシック音楽界きっての(?)歴女、西山まりえが歴史上のヒーロー、ヒロインの物語をチェンバロやハープで綴っていくシリーズの第9回。今回のヒロインは…、時は16世紀、「最も危険な美を備えた」と言われたフランスの王妃マルゴ。近親相姦やら国王との離婚騒動やら、映画、漫画にもなった波乱万丈の生涯を美しいフランス音楽と共に描きます。

 

>>「楓Vol.7」のインタビューを読む

プログラム

〈フランス・ルネサンス音楽と近代プーランクの夢物語的な舞曲と歌曲の融合〉

ジェアン・シャルダヴォワーヌ:ある若き娘
アドリアン・ル・ロワ:ブルゴーニュのブランル
ピエール・ゲドロン:語らいと沈黙
フランシス・プーランク/クロード・ジェルヴェーズ原曲:「フランス組曲」より
 1.ブルゴーニュのブランル、2.パヴァーヌ
ピエール・ゲドロン:おお、なんと堪えがたい運命よ
フランシス・プーランク/クロード・ジェルヴェーズ原曲:「フランス組曲」より
 3.小さな軍隊行進曲、4.嘆き
ジャイルズ・ファーナビー:新しきサ・フー
ピエール・ゲドロン:それは軍神マルスなのか?
フランシス・プーランク/クロード・ジェルヴェーズ原曲:「フランス組曲」より
 5.シャンパーニュのブランル、6.シシリエンヌ、7. カリヨン
ピエール・ゲドロン:もしも私の傷ついた魂が
ジョセフ=ニコラ=パンクラス・ロワイエ:敏感なる感受性、めまい
ジェアン・シャルダヴォワーヌ:ある若き娘

プロフィール

西山まりえ(チェンバロ/バロック・ハープ)

チェンバロとヒストリカル・ハープ2種の古楽器を自在に操る希有なプレーヤーとして世界的に知られ、数多くのコンサート、音楽祭や録音に参加。ルネ・ヤーコプス、カルロス・ヌニェス、ミカラ・ペトリ、山下洋輔、波多野睦美、藤原道山、森山開次など幅広いジャンルのアーティストと共演。国内外レーベルでの録音はその多くが「レコード芸術」誌特選盤や朝日新聞推薦盤に選ばれるなど高く評価されている。2019年リリースの「J.S.バッハ:トッカータ集」は、令和元年度文化庁芸術祭参加作品、朝日新聞推薦盤、「レコード芸術誌」特選盤に選ばれた他、様々な雑誌で採り上げられている。東京音楽大学ピアノ科卒業、同大学研究科修了後、ミラノ市立音楽院、バーゼル・スコラ・カントールムに留学。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位(第23回同コンクール審査員)および栃木[蔵の街]音楽祭賞受賞。古楽ワークショップ「信州アーリーミュージック村」芸術監督。武蔵野音楽大学非常勤講師。

http://marienishiyama.com/


(c)塩澤秀樹

中木健二(チェロ)

愛知県岡崎市出身。東京芸術大学を経て2003年渡仏、パリ国立高等音楽院、ベルン芸術大学の両校を首席で卒業。05年ルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位、08年Note et Bien国際フランス音楽コンクール・グランプリなど、受賞多数。10年より14年までフランス国立ボルドー・アキテーヌ管の首席奏者を務め、帰国後はソリスト及び室内楽の演奏活動を本格始動。キングレコードより「J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲」他のCDをリリース。紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。東京藝術大学音楽学部准教授。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1700年製ヨーゼフ・グァルネリ。Thomastik Infeld社契約アーティスト。


松井亜希(ソプラノ)

東京藝術大学大学院修士課程および博士課程修了、博士号取得。在学中アカンサス賞、同声会賞、三菱地所賞受賞。日仏声楽コンクール優勝、日本ドイツリートコンクール優勝、文部科学大臣奨励賞、日本R.シュトラウス協会賞受賞、日本音楽コンクール(歌曲部門)入賞。大学在籍中よりバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のアンサンブルメンバーおよびソリストとして国内外の公演および録音に参加している。海外ではラインガウ音楽祭、バッハ音楽祭(ドイツ)、カナリア諸島音楽祭(スペイン)などでバッハやヘンデルの独唱を務めた。2022年秋に行われたBCJヨーロッパツアーでは、唯一の日本人ソリストとしてロ短調ミサ曲のソプラノソリストを務めた。オペラシティ財団主催リサイタルシリーズ《B→C バッハからコンテンポラリーへ》、日本現代音楽協会主催公演にてリゲティ作曲” Aventures”、“Nouvelles Aventures”を上演する等、バロックから現代まで幅広いレパートリーを持つ。また、歌曲作品を自身のライフワークとしており、「アフタヌーン・コンサート・シリーズ」をはじめ、定期的にリサイタルを開催。23年東京・春・音楽祭ではソロリサイタルを予定している。NHK-BSクラシック倶楽部、NHK-FMリサイタル・ノヴァ出演。松井亜希アフタヌーン・コンサート・シリーズ主宰。