藤田真央 モーツァルト ピアノ・ソナタ全曲演奏会
第5回(全5回) ~記憶の糸を手繰り天国へ~
2023年
2月7日(火) 19:00開演
2月8日(水) 19:00開演
全席指定 各7,000円
Message from the Artist
2021年3月にスタートしたモーツァルトのプロジェクトもいよいよ最終回を迎えることとなり、なんて月日が経つのは早いのだろうと感じています。この2年モーツァルトに打ち込めたことは、本当に幸運なことでした。全曲を演奏することで見えてくる作品の本質、モーツァルトの天才性、神秘性、偉大さを再認識することができ、私の音楽の幅を確実に広げてくれました。あの限られた時代様式と楽器の性能の中、こんなに素晴らしく、今なお愛される曲をたくさん作ったのですから、本当にすごいことですよね。
"モーツァルトは永遠なり" 今の私の心境です。
このプロジェクトを支えてくださった方々、聴きに来てくださった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました!!
これからも弾き続けていきたいと思います。
藤田真央
モーツァルト
:ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K281
:ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K282
:ピアノ・ソナタ 第5番 ト長調 K283
:ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K333
:ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 K576
(c)Dovile Sermokas |
藤田真央(ピアノ) 2019年6月チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞。17年には18歳で、第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。併せて「青年批評家賞」「聴衆賞」「現代曲賞」の特別賞を受賞19/20シーズンは、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団と共演しロンドン・デビュー。同団日本公演では、急な代役としてチャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第2番を演奏し、多くの聴衆を魅了。これまでにヴェルビエ音楽祭、ルール音楽祭、ナントのラ・フォル・ジュルネ、ジョージアのツィナンダリ音楽祭、リガのユールマラ音楽祭などに参加。21年夏のヴェルビエ音楽祭での《モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会(5回)》はmedici.tvを通じで世界中に放映され、大きな注目を集めた。21/22シーズンは、ミュンヘンでゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィル、エルサレムでエッシェンバッハ指揮イスラエル・フィル、ロンドンでワシリー・ペトレンコ指揮ロイヤル・フィルなどと共演、22年3月シャイー指揮スカラ・フィルとの共演でミラノ・スカラ座にデビュー。同夏、シャイー指揮ルツェルン祝祭管との共演にてルツェルン音楽祭にデビューのほか、ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル、ヴェルビエ音楽祭に出演し、9月にはA.ネルソンス指揮ゲヴァントハウス管と共演。23年は、1月カーネギーホールのデビューリサイタルを予定、3月シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管と共演予定、7月にはロンドンのウィグモアホールにてモーツァルト:ピアノソナタ全曲演奏会などを予定している。国内でも大野和士指揮東京都交響楽団と共演するほか、3年5回にわたり《モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会》を日本各地で行う。1998年東京生まれ。東京音楽大学卒業。ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第 49回奨学生。第21回ホテルオークラ音楽賞、第30回出光音楽賞を受賞。21年11月ソニークラシカルと専属レコーディングのワールドワイド契約締結を発表し、22年10月モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲集をリリース。
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