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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #125
宮本益光の王子な午後23 ~奥様は女中~

2017年96日(水) 13:30開演

全席指定 3,200 

完売
2017年4月22日(土)

宮本益光(バリトン)
加藤昌則(ピアノ)
鵜木絵里(ソプラノ)
三枝宏次(ダンス)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第125回は、王子ことオペラ歌手の宮本益光が魅惑のバリトンと楽しいトークで綴る大人気シリーズの第23回。オペラの名場面を訳詞で聴いていただきます。
プログラム
モーツァルト:「魔笛」より オイラは鳥刺し
ドニゼッティ:「愛の妙薬」より 皆様、お耳を拝借
ペルゴレージ:「奥様女中」 全曲
プロフィール

宮本益光(バリトン)

演奏、作詞、訳詞、執筆、演出と多才ぶりを発揮する新時代のバリトン。東京藝術大学卒業、同大学院博士課程修了。2003 年『欲望という名の電車』スタンリーで脚光を浴び、翌年の『ドン・ジョヴァンニ』標題役で衝撃的な二期会デビュー。近年では神奈川県民ホール・びわ湖ホール『ラ・ボエーム』、新国立劇場『鹿鳴館』清原永之輔、日生劇場『オルフェオとエウリディーチェ』オルフェオ、東京二期会『ドン・ジョヴァンニ』標題役、日生劇場開場50周年記念『メデア』イヤソン、13年東京二期会『こうもり』ファルケ、新国立劇場『夜叉が池』(世界初演)学円、日生劇場開場50 周年記念『リア』(日本初演)オルバニー侯爵等、東京二期会『チャールダーシュの女王』フェリ・バーチ、びわ湖ホール沼尻竜典オペラセレクション『竹取物語』阿倍御主人、神奈川県民ホール開館40周年記念オペラ『金閣寺』溝口等、常に大舞台で活躍し、絶賛を浴びている。コンサートでも「第九」や宗教曲でも読売日響、東京交響楽団、日本フィル等と共演を重ねている。演奏だけに留まらず、台本を手掛けた新作・世界初演福島─ Fukushima ─復興・復活オペラプロジェクトオペラ『白虎』は第11 回佐川吉男音楽賞を受賞し、14年王子ホール委嘱作品連作歌曲「二本の木」でも台本を手掛けた。15年1月に上演された黒い薔薇歌劇団『魔笛』ではパパゲーノとして出演の他、構成・演出・字幕を手掛け、大喝采を浴びた。CD「おやすみ」(ユニバーサルミュージック)、「あしたのうた」(ナミレコード)、「碧のイタリア歌曲」(オクタヴィアレコード)をリリースの他、DVD「宮本益光リサイタル~日本語訳詞で聴くオペラ名場面集」、著作に『宮本益光とオペラへ行こう』、自ら作詞した歌曲の詞をまとめた詩集『もしも歌がなかったら』等がある。二期会会員。

オフィシャルHP http://www.mas-mits.com

加藤昌則(作曲/ピアノ)

作曲家・ピアニスト。東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。2005年「スロヴァキアン・ラプソディ〜サクソフォンとオーケストラのための〜」はスロヴァキア・フィル東京サントリーホール公演で初演、09年ブラチスラヴァで再演、世界的サックス奏者須川展也のCDにも収録(金聖響指揮、東京交響楽団)。06年オペラ「ヤマタノオロチ」、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の委嘱作品「刻の里標石(ときのマイルストーン)」、12年≪福島復興・復活オペラプロジェクト≫作品「白虎」(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、13年管弦楽曲「Legends in the Sky」、14年連作歌曲「二本の木」はじめ、作品はオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。NHK−FM等での作品の放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持ち、次代を担う作曲家として注目を集めている。須川展也、村治佳織、宮本益光はじめ多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。独自の視点、切り口で企画する公演や講座などのプロデュース力にも注目を集めている。15年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部の作曲を務める(作詞:日野原重明)。

オフィシャルHP http://www.masanori-music.com

 

鵜木絵里(ソプラノ)

東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了。二期会オペラスタジオ42期修了。イタリア政府給費生としてミラノ市立音楽学校に留学。イタリアオルヴィエート国際コンクール2位入賞。二期会創立50年記念公演『ホフマン物語』オランピアに抜擢され二期会オペラデビュー、卓抜した歌唱とコミカルな演技で喝采を浴びた。さらに同年ブロードウェイミュージカル「キャンディード」(宮本亜門演出)クネゴンデで出演、当たり役となり、再演でも同役を演じる。以降『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『魔笛』パパゲーナをはじめ、二期会、新国立劇場など数々のオペラに出演。神奈川県民ホール開館30周年記念『愛の白夜』(一柳慧作曲)ではダニエル少年で好評を博す。2009年5月に上演された改訂決定版の再演にも出演を果たし、さらなる評価を得た。日生劇場の「国際ファミリーフェスティヴァル」には07年より毎年主演し、テクニックの確かさに加え、豊かな表現力で観客を魅了している。東京オペラシティ「B→C」(バッハからコンテンポラリー)シリーズにおけるリサイタルでは、幅広いレパートリーを披露し、13年9月には二期会ゴールデンコンサート at 津田ホールでリサイタルを行っている。コンサートでも「第九」等のソリストとして活躍。また、テレビ朝日「題名のない音楽会」への度重なる出演など、多彩な活動を展開している。二期会会員。

三枝宏次(ダンス)

14歳よりストリートダンスを始める。1994年渡米し、様々なTV・LIVE等のステージに立つ傍ら、カポエイラの道場に通い独自のダンススタイルを築く。帰国後、コンテンポラリー作品からエンターテイメントまで幅広い舞台で活躍。スペイン・イスラエルといった国々からも招聘されるなど海外からの評価も高い。近年では自身の作品の発表、また振付家Sidi Larbi Cherkauiの「TeZukA」に出演し、World Tourをまわる。そして日生劇場に於いてドイツオペラ「Lear」では道化役として出演し、好評を博す。また他にも舞台演出からミュージカルの振付、Music Videoの振付・出演など活動は多岐に渡る。