MAROワールド Vol.31
“ドヴォルザーク Part.Ⅱ” by 篠崎“まろ”史紀
2017年4月6日(木)19:00開演
全席指定 7,000円
篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン)
大江 馨(ヴァイオリン)
佐々木 亮(ヴィオラ)
伊東 裕(チェロ)
清水和音(ピアノ)
特別協力:株式会社 ヨックモック
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調 Op.100, B183
********** 休憩 **********
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲 第2番 イ長調 Op.81, B155
篠崎“まろ”史紀(ヴァイオリン) 愛称 "まろ"。NHK交響楽団第1コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s Palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学及び東京藝術大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。2014年、N響入団以来、コンサートマスターとして長年にわたり活躍し同団の声価を高めた貢献に対し、第34回有馬賞を受賞した。 |
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大江 馨(ヴァイオリン) 1994年仙台市生まれ。5歳よりヴァイオリンをはじめ、桐朋学園大学ソリストディプロマコース、慶應義塾大学法学部を経て、現在ドイツのクロンベルクアカデミーにてクリスチャン・テツラフに師事し研鑽を積む。これまでにヴァイオリンを渋谷由美子、堀 正文、漆原啓子に、室内楽を山崎伸子、磯村和英に師事。2013年第82回日本音楽コンクール第1位、岩谷賞(聴衆賞)、黒柳賞、レウカディア賞、鷲見賞、全部門を通じて最も印象的な演奏に対し贈られる増沢賞を受賞。ほか受賞歴は、第63回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、第6回横浜国際音楽コンクール第1位、第14回日本演奏家コンクール第1位併せて文部科学大臣賞。ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール2013第1位。平成26年度横浜文化賞芸術・文化奨励賞を受賞。14、15年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。これまでに山下一史、円光寺雅彦、尾高忠明、山田和樹、川瀬賢太郎、鈴木織衛等の指揮でN響、東フィル、新日本フィル、東響、東京シティーフィル、セントラル愛知響、神奈川フィル、横浜シンフォニエッタ、仙台フィル、群響等と共演。 |
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佐々木 亮(ヴィオラ) NHK交響楽団首席奏者。東京藝術大学及びジュリアード音楽院卒業。安宅賞受賞。1991年、現音室内楽コンクール第1位、「朝日現音賞」受賞。92年、東京国際室内楽コンクール(民音)第2位、「ルフトハンザ賞」受賞。同年秋より、ニューヨークのジュリアード音楽院に奨学生として入学。アスペン音楽祭、マルボロ音楽祭に参加。卒業後、ソロ、室内楽奏者として全米各地にて活動。これまでに内田光子、ヒラリー・ハーン、ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ、リン・ハレル等と共演。現在桐朋学園、洗足学園、東京藝大附属高校にて後進の指導にもあたっている。 |
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伊東 裕(チェロ) 奈良県生駒市出身。6歳よりチェロを始める。日本演奏家コンクール小学生部門第1位、およびグランプリ受賞。泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門及び中学生部門金賞。大阪国際音楽コ ンクール中学生部門第1位、及びジャーナリスト賞、大阪府知事賞受賞。日本音楽コンクール チェロ部門第1位、及び徳永賞受賞。これまでに長岡京室内アンサンブル、関西フィル、日本センチュリー交響楽団、神戸市室内合奏団、芸大フィル他オーケストラと協演。小澤国際室内楽アカデミー、音楽塾オーケストラ、また中之島国際音楽祭、いこま国際音楽祭、武生国際音楽祭、ムジークフェストなら、北九州国際音楽祭等に参加。藝大にて福島賞、安宅賞、アカンサス賞受賞。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。平成26年度青山財団奨学生。これまでに斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二に師事。フィリップ・ミュレール、フランス・ヘルメルソン、アルト・ノラス、ダヴィット・ゲリンガス、グスタフ・リビニウスのマスタークラスを受講。東京藝術大学器楽科を首席で卒業。同大学音楽研究科修士課程を経て、現在ザルツブルク・モーツァルテウム大学に留学中。 |
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清水和音(ピアノ) ジュネーブ音楽院にてルイ・ヒルトブランに師事。1981年、弱冠20歳でロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門で優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。これまでに国内外の数々の著名オーケストラ・指揮者と共演し、広く活躍している。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。95年から2年にわたり行われたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会は、その完成度を新聞紙上で高く評価され、ライブ録音がリリースされている。2004年からはショパンの全曲録音を開始するなど、CDも多数リリース、各誌で絶賛されている。11年、デビュー30周年を記念して、愛してやまないラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第4番とパガニーニの主題による狂詩曲の全5曲を一度に演奏すると言う快挙を成し遂げ、デビュー35周年を迎えた16年5月には、バッティストーニの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第1番及び第2番を熱演。同年4月からは、2ヶ月毎・年6回の室内楽シリーズ「芸劇ブランチ・コンサート」を開始するなど精力的な活動を続け、18年までの5年間・年2回のリサイタル・シリーズ「ピアノ主義」では幅広いレパートリーで聴衆を魅了している。現在、東京音楽大学教授。 |