フランチェスコ・トリスターノ
~バッハ 6つのパルティータを弾く~
2015年11月24日(火) 19:00開演
全席指定 5,500円
(c)Aymeric Giraudel |
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ) |
バッハとテクノ音楽の間を自由に飛翔するルクセンブルクの貴公子、フランチェスコ・トリスターノが2013年の『フランス組曲』に続いておおくりするバッハは、『パルティータ』全曲。優雅なフランス流の舞曲から、更に多彩な表現を要する6つのパルティータの神髄をお聴きください。
J.S.バッハ:6つのパルティータ
第1番 変ロ長調 BWV825
第2番 ハ短調 BWV826
第3番 イ短調 BWV827
第4番 ニ長調 BWV828
第5番 ト長調 BWV829
第6番 ホ短調 BWV830
(c)Marc Bouhiron |
フランチェスコ・トリスターノ(ピアノ) 1981年、ルクセンブルク生まれ。ルクセンブルク音楽院、王立ブリュッセル音楽院、ラトヴィア音楽アカデミー、パリ市立音楽院で研鑽を積んだ後、98年ジュリアード音楽院に入学、修士の学位を得る。2004年、オルレアン(フランス)20世紀音楽国際ピアノコンクールで優勝、またルクセンブルク・フィルハーモニーによりヨーロッパ・コンサートホール協会の「ライジングスター」ネットワーク・アーティストに選出され、ウィーンのムジークフェライン等ヨーロッパの著名ホールで数多くリサイタルを行う。ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティバル、ルール・ピアノ・フェスティバル等著名な音楽祭に参加。00年、19歳でミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団とアメリカ・デビューを果たす。また、これまでにミハイル・プレトニョフ、クラウス・ペーター・フロール、エマニュエル・クリヴィヌ等の著名指揮者と共演。さらに10年には、ハンブルク交響楽団(音楽監督:ジェフリー・テイト)のレジデント・アーティストに選ばれ、ソロ・リサイタル、テクノ音楽の公演、また同楽団のソリストとして多数の公演に出演。12年1月のハンブルク交響楽団のアメリカ・ツアーにもソリストとして参加。01年の初レコーディングではバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を、その後バッハの鍵盤の協奏曲の全チクルスを録音。05年、ルチアーノ・ベリオの全ピアノ作品の録音をリリース、06年、ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団の共演でラヴェルのト長調の協奏曲&プロコフィエフの第5番の協奏曲をリリースし各誌で絶賛される。10年2月の本格的な来日公演では全国6箇所で公演を行い大成功を収める。同年3月、ユニバーサル・クラシック&ジャズ(ドイツ)と専属契約を交わし、11年3月にドイツ・グラモフォンからデビューCD「bachCage」をリリース。同年6月、再来日を果たし全国6ヶ所で公演を行う。この6月の来日ではNHK-BSプレミアム「クラシック倶楽部」にも出演する。12年2月、ダンスの鬼才、勅使川原三郎、佐東利穂子と「リユニオン~ゴルトベルク変奏曲」公演をすみだトリフォニーホールで行う。同年3月、京都コンサートホールでドイツ・グラモフォンCD第2弾「Long Walk」を録音、9月にリリース。14年6月、アリス=紗良・オットとのピアノ・デュオのアルバル「スキャンダル」をリリース、合わせて日本全国5箇所でアリス=紗良・オットとのピアノ・デュオ・リサイタルを行う。 |