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Concert  コンサート情報

ミドリ・ザイラー20th
~バッハの二夜~

2012年
65日(火) 19:00開演 全席指定 6,000
66日(水) 19:00開演 全席指定 5,000

2公演セット券10,000
※セット券は王子ホールチケットセンター電話予約のみ取り扱い

公演終了
2012年1月28日(土) 10:00発売

ミドリ・ザイラー(ヴァイオリン)
クリスティアン・リーガー(チェンバロ)

若くして優秀な教育者であり、一流のバロック・アンサンブルのコンサートマスターを務めるヴァイオリニスト、ミドリ・ザイラーがいよいよ本格的にソロ活動を始動。彼女が初めて王子ホールに立ったのは2003年、インマゼールとのモーツァルトの後期ソナタで、丁々発止としたデュオが鮮烈でした。9年ぶりの今回は、2夜に亘ってバッハの世界を繰り広げます。第一夜は夫でもあるチェンバリスト、クリスティアン・リーガーと創り上げるヴアイオリンとチェンバロのためのソナタ 全曲演奏会、第2夜はパルティータ集のソロ・リサイタルと、9年の時を経て、現在の彼女のバッハを提示します。
プログラム

<6/5 第1夜 ソナタの夕べ>
ミドリ・ザイラー&クリスティアン・リーガー

J.S.バッハ: ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 全曲
第1番 ロ短調 BWV1014
第2番 イ長調 BWV1015
第3番 ホ長調 BWV1016

********** 休憩 **********

第4番 ハ短調 BWV1017
第5番 ヘ短調 BWV1018      
第6番 ト長調 BWV1019

<6/6 第2夜 無伴奏の夕べ>
ミドリ・ザイラー

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ全曲
第1番 ロ短調 BWV1002
第2番 ニ短調 BWV1004

********** 休憩 **********

第3番 ホ長調 BWV1006

プロフィール

ミドリ・ザイラー(ヴァイオリン)

日本人ピアニストの母と、バイエルン人ピアニストの父を持ち、オーストリアのザルツブルクで育った。ヘルムート・ツェートマイヤー、シャンドール・ヴェーグ、デイヴィッド・タケノ、エバーハルト・フェルツ、ステファン・マイに師事し、ザルツブルク、バーゼル、ロンドン、ベルリンで学ぶ。2000年からベルリン古楽アカデミーとアニマ・エテルナのコンサートマスターを務め、エイジ・オヴ・エンライトメントやドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメンなどの有名オーケストラやアンサンブルにコンサートマスターとして客演している。ソリストとしては、バッハ、テレマン、ハイドン、メンデルスゾーン、モーツァルトやベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をヨーロッパ、南米、アジア、アメリカで公演している。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲、バッハのヴァイオリン協奏曲BWV1052(C.P.E.バッハのチェンバロ作品の断章をもとにミドリ・ザイラーが編曲)、リムスキー・コルサコフのシェヘラザードなどの録音の多くが賞を獲得している。ジョス・ファン・インマゼールとはモーツァルトとシューベルトのヴァイオリン・ソナタを録音しており、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集の全曲録音が11年に完成する。中でも、ソリストとして参加したベルリン古楽アカデミーと振付のホアン・クルス・ディアス・デ・ガライオ・エスラオラによるヴィヴァルディの「四季」の舞台制作はライヴ録音DVDとなり、10年にはCDが発売となっている。ブルージュ、アントワープ、ケムニッツのマスタークラスで教鞭をとり、ハーグ王立音楽院に招かれて“19世紀の演奏法”について指導。10年からワイマール・フランツ・リスト音楽大学の古楽研究所でバロック・ヴァイオリンとヴィオラの教授を務めている。


(c)Ana Ponce

クリスティアン・リーガー(チェンバロ)

マリア・ベルクマンにピアノを師事、後にカールスルーエ音楽大学でオルガンをアンドレアス・シュレーダー、指揮をマルティン・シュミットに学び古楽への興味が増し、チェンバロの演奏を本格的に開始、二度にわたるドイツ学術交流会の奨学金を受け、バーゼル・スコラ・カントールムでオルガンをジャン・クロード・ツェンダー、チェンバロをアンドレアス・シュタイアーに師事。1994年にムジカ・アンティクヮ・ケルンのメンバーとなる。2000年からは歴史的鍵盤楽器を専門としたソロ活動に重点をおいている。デトモルト音楽大学、ザルツブルク・モーツァルテウムなどで教鞭を執り、04年にはエッセンのフォルクバング音楽大学の教授に任命される。08年にエッセンとベルリンでJ.S.バッハの鍵盤楽器全曲演奏会を行い、10年2月のベルリン古楽アカデミー日本ツアーに参加している。