銀座ぶらっとコンサート #58
宮田 大 “大ism” Vol.2
~チェロとバンドネオンの邂逅~
2012年2月8日(水) 13:30開演
全席指定 2,500円
宮田 大(チェロ) 協賛:株式会社ヨックモック |
平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第58回。早くから頭角を現し数々の国際コンクールを制覇しながら、時流に流されず、風向きを自分で定めてしっかりと歩き始めたチェロ界の若手ホープ、宮田 大。シリーズ“大ism”の第2回は、同じく20代前半ながらすでに幅広く活躍しているバンドネオン奏者の三浦一馬との共演です。
ピアソラ: ル・グラン・タンゴ
ガーシュイン:サマータイム
ピアソラ:来るべきもの(バンドネオン・ソロ)
他
宮田 大(チェロ) 1986年宇都宮市に生まれる。弦楽器指導者の両親のもと、3歳よりチェロを始める。9歳から出場するすべてのコンクールに第1位入賞を果たし、2009年、4年に一度開催され、チェロ部門の国際音楽コンクールの最高峰と言われる第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初の優勝という快挙を成し遂げる。さらに10年、第20回出光音楽賞を受賞。第35回江副育英会奨学生。第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。栃木県での受賞歴も華やかで、芸術関係の賞はもちろんのこと、文化部門では初めての栃木県知事特別表彰を受け、とちぎ未来大使に任命される。桐朋学園音楽部門特待生を受け、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。09年、カルテットをガボール・タカーチ=ナジに師事しジュネーブ音楽院を卒業する。これまでにチェロを宮田 豊、倉田澄子に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤングに師事する。現在はクロンベルク・アカデミーでフランス・ヘルメルソンに師事している。「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」において小澤征爾指揮で協奏曲を演奏した後、サイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト、サイトウキネンオーケストラに積極的に参加する。国内外でソロ活動や協奏曲、室内楽にも取り組み、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメットや、日本を代表する多くの演奏家、オーケストラと共演する。ベートーヴェンフェスティヴァル、ドレスデン音楽祭などヨーロッパの数々の音楽祭に招かれ、高い評価を受けている。テレビ、ラジオへの出演も多く、現在最も注目を集めているチェリストである。在ドイツ。 オフィシャルサイト http://www.daimiyata.com/ |
|
三浦一馬(バンドネオン) 1990年東京生まれ。ピアニストの両親と幼・小学校の一時期をイタリア(フィレンツェ)で暮らす。10歳でバンドネオンと衝撃的な出会いをし小松亮太に師事。また世界最高峰と名高いバンドネオン奏者ネストル・マルコーニとの出会いは彼に大きな転機をもたらし、その後自作CDの売り上げで渡航費を捻出しアルゼンチンに渡り、マルコーニに直接指導を受け、アルゼンチンデビューを果たす。またそのコンサートは、ブエノスアイレスRC・OLIVOSより表彰された。2007年3月にはプロ・デビューリサイタルを行い、コンサート前にチケット完売、満席立ち見の大盛況を収めている。08年10月イタリア・カステルフィダルド市において、国際ピアソラコンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たす。09年3月にビクターエンタテインメントよりデビューアルバム『タンゴ・スイート』をリリース。同年5月、アルゼンチンから来日のタンゴ・ミュージカル『タンゲーラ』のオープニング・アクトに大抜擢されたBunkamuraオーチャードホール・兵庫県立芸術文化センターでの演奏は、観客のみならず来日関係者からも高い評価を得た。 |