クリスマス・スペシャル・コンサート
X'maro 2011 by 篠崎“まろ”史紀
2011年12月19日(月) 19:00開演
全席指定 6,500円
篠崎史紀(ヴァイオリン) 特別協力:株式会社ヨックモック |
※スパークリングワインをご用意しております。ご自由にお飲みください。
ロドリゲス:ラ・クンパルシータ
ビショルド:エルチョクロ
フィリベルト:カミニート
ガルデル:孤独
:首の差で
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
バンドネオンのソロ
ガルデル:わが懐かしのブエノスアイレス
********** 休憩 **********
加藤昌則:クリスマス・メドレー タンゴ・ヴァージョン
A.ロイド=ウェバー:「エビータ」より アルゼンチンよ、泣かないで
ピアソラ:「スール/その先は…愛」より 南へ帰ろう
ルイス・バカロフ/加藤昌則:「イル・ポスティーノ」組曲
ガトー・バルビエリ:ラストタンゴ・イン・パリ
スティング/マリアーノ・モーレス:「ムーラン・ルージュ」より エル・タンゴ・デ・ロクサーヌ
ガルデル:想いの届く日
篠崎史紀(ヴァイオリン) 愛称 "まろ"。NHK交響楽団コンサートマスター。北九州市小倉出身。1963年、両親共にプロの幼児教育者の家に生まれ、3歳より父、篠崎永育にヴァイオリンの手ほどきを受ける。15歳の時に毎日学生音楽コンクール全国第1位。16歳で単身3ヶ月のザルツブルク夏期講習に参加。高校まで地元で過ごし卒業と同時に8年間に及ぶウィーン留学へ。師トーマス・クリスティアンの門戸を叩き、ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾り、その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たす。88年帰国後、群馬交響楽団、読売日本交響楽団のコンサートマスターを経、97年、34歳でNHK交響楽団のコンサートマスターに就任。以来、"N響の顔"として、ソリスト、室内楽奏者、指導者として、国内外で活躍中。96年より東京ジュニアオーケストラソサエティの音楽監督、2009年よりiiichikoグランシアタジュニアオーケストラの芸術監督を務める他、WHO評議会委員を務め、そのコンサートにも熱心に取り組んでいる。最新CDは、馥郁たる香りがするヴァイオリン小品集「薔薇の騎士」。ヴァイオリン・ピアノ楽譜集「MARO’s palette」(監修)、エッセイ「ルフトパウゼ ウィーンの風に吹かれて」が出版されている。現在、桐朋学園大学非常勤講師、昭和音楽大学客員教授。 |
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三浦一馬(バンドネオン) 1990年 東京生まれ。ピアニストの両親と幼・小学校の一時期をイタリア(フィレンツェ)で暮らす。10歳でバンドネオンと衝撃的な出会いをし小松亮太に師事。また世界最高峰と名高いバンドネオン奏者ネストル・マルコーニとの出会いは彼に大きな転機をもたらし、その後自作CDの売り上げで渡航費を捻出しアルゼンチンに渡り、マルコーニに直接指導を受け、アルゼンチンデビューを果たす。またそのコンサートは、ブエノスアイレスRC・OLIVOSより表彰された。2007年3月にはプロ・デビューリサイタルを行い、コンサート前にチケット完売し満席立ち見の大盛況を収めている。08年10月イタリア・カステルフィダルド市において、国際ピアソラコンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たす。09年3月にビクターエンタテインメントよりデビューアルバム『タンゴ・スイート』をリリース。同年5月、アルゼンチンから来日のタンゴ・ミュージカル『タンゲーラ』のオープニング・アクトに大抜擢されたBunkamuraオーチャードホール・兵庫県立芸術文化センターでの演奏は、観客のみならず来日関係者からも高い評価を得た。今年5月、別府アルゲリッチ音楽祭に出演。アルゲリッチらと共演を果たす。 |
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黒木岩寿(コントラバス) 東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。1987年安宅賞受賞。88年福島賞受賞。八ヶ岳高原音楽祭、霧島国際音楽祭、ゆふいん音楽祭参加。89・92・94年ポーランド・ウ゛ィニアフスキー音楽祭、92年バルセロナ・カタロニア音楽祭出演。小林研一郎指揮・読売日本交響楽団、ドイツの重鎮ハンス・マルティン・シュナイト指揮・神奈川フィルハーモニー管弦楽団、沼尻竜典指揮・トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズと共演。90年から2004年まで東京芸術大学管弦楽研究部非常勤講師。01年から08年まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。09年より東京フィルハーモニー交響楽団に移籍し首席奏者に就任予定。 現在は水戸室内管弦楽団、サイトウ・キネン・オーケストラ、東京ゾリステン、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズ、バロック・バンドのパヴィメント・ジャパン、ラ・ストラヴァガンツァ東京のメンバー。 兵庫県芸術文化センター管弦楽団にも出演している。桐朋学園芸術短期大学、洗足学園音楽大学講師。 また、映画音楽(「おくりびと」の録音は記憶に新しい)やコマーシャル、ドラマ等、ジャンルを超えたパフォーマンスで活動中。また自らの企画「文化人類学講座」は好評を博している。 |
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(c)Wataru Nishida |
加藤昌則(作曲/ピアノ) 東京藝術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。これまでにNHK-FM「FMリサイタ ル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。2001年4月、デビューCD「SOLO」を発売。03年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たす。06年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金 聖響指揮・東京交響楽団)、また09年3月ブラティスラヴァにても演奏され、ここでも満場の喝采を浴びた。06年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演(同作品は、08年3月、東京オペラシティ・コンサートホール開館10周年記念公演にて再演)。07年秋、「個典」を開催。09年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。 オフィシャルHP http://www.masanori-music.com |