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Concert  コンサート情報

銀座ぶらっとコンサート #50
Cafe ブダペスト

2011年511日(水) 13:30開演

全席指定 2,500

完売

加藤昌則(作曲/ピアノ)
松本健司(クラリネット)

協賛:株式会社ヨックモック

平日の昼下がり、銀座でのお買い物のついでに、お友達との銀ぶらの途中に立ち寄れる気軽なコンサート、『銀座ぶらっとコンサート』第50回は、音楽と縁が深い異国の街のカフェを舞台にするCafeシリーズの9回目。生誕200年を迎えるハンガリーが生んだピアニスト、作曲家リストに焦点をあて、リストと交流のあった作曲家もご紹介していきます。今回ブダペストのカフェに登場するのはクラリネット。オーケストラの木管楽器の中で新しく、機能性に優れ音色豊かなこの楽器の魅力を、有名曲のアレンジを通してあらたな作品の魅力とともにお届けします。

プログラム

リスト/加藤:ハンガリー狂詩曲 第2番(クラリネットとのデュオ新アレンジ)
      :愛の夢(ピアノソロ)
ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番
     :ワルツ 第15番
シューマン:3つのロマンスより
コダーイ:エピグラム

プロフィール

(c)Wataru Nishida

加藤昌則(作曲/ピアノ)

東京藝術大学作曲科を首席で卒業し、同大学大学院修了。これまでにNHK--FM「FMリサイタ ル」、「名曲リサイタル」などに出演、自作品を演奏し、放送終了後、リスナーからの問い合わせが多数寄せられるなど、反響を呼んだ。2001年4月、デビューCD「SOLO」を発売。03年3月、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たす。06年6月、日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、好評を博した。同作品は、須川展也のアルバムにも収録され(金聖響指揮、東京交響楽団)、また09年3月ブラティラヴァにても演奏され、ここでも満場の喝采を浴びた。06年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演し、高い評価を受けた(同作品は、 08年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)。07年秋、「個典」を開催。注目を集める。09年4月、宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」が音楽之友社より出版された。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。

オフィシャルHP http://www.masanori-music.com

松本健司(クラリネット)

東京都立芸術高校、国立音楽大学を経て1997年パリ国立高等音楽院クラリネット科を首席、および“レオン・ルブラン特別賞”を得て卒業。98年、同音楽院室内楽科を卒業し、本格的な演奏活動を始める。クラリネットを角田 晃、浜中浩一、二宮和子、竹森かほり、ミシェル・アリニョン、アラン・ダミアン、ジェローム・ジュリアン=ラフェリエールに、室内楽をピエール=ローラン・エマール、ダリア・オヴォラに師事。95年、第6回日本木管コンクール第2位。1996年、第4回日本クラリネットコンクール第2位(1位なし)。97年、第22回トゥーロン国際音楽コンクール第3位、第53回ジュネーヴ国際音楽コンクール・セミファイナリストディプロマ受賞。現在、NHK交響楽団クラリネット奏者として活躍するほか、洗足学園音楽大学と東京音楽大学で後進の指導にあたっている。