アンサンブル・ゼフィロ
“ハルモニームジーク”
2011年1月20日(木) 19:00開演
全席指定 5,500円
アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ) パオロ・グラッツィ(オーボエ) ロレンツォ・コッポラ(クラリネット) ダニーロ・ツァウリ(クラリネット) ディレーノ・バルディン(ホルン) フランチェスコ・メウッチィ(ホルン) アルベルト・グラッツィ(ファゴット) ジョゼップ・ボラス(ファゴット) |
2005年1月の初来日コンサートでモーツァルトの「グラン・パルティータ」の往時の響きを見事に再現してくれたアンサンブル・ゼフィロが、6年ぶりに王子ホールに再登場。かつて貴族たちが宮殿で食事をしながら楽しむために作られた作品≪ハルモニームジーク≫を集めて音楽の饗宴を繰り広げます。この古楽の名シェフたちが塩梅する絶妙な隠し味が効いた名旋律をどうぞご堪能ください。
“ハルモニームジーク”
ベートーヴェン:管楽八重奏曲 変ホ長調 Op. 103
:ロンディーノ 変ホ長調 WoO. 25
********** 休憩 **********
モーツァルト:セレナード 第12番 ハ短調 「ナハトムジーク」 K388 (364a)
ロッシーニ (ウェンツェル・セドゥラック編):歌劇「セビーリャの理髪師」より
序曲/陰口はそよ風のように/私は町の何でも屋
今の歌声は心にひびく (ロジーナのカヴァティーナ)
黙って、黙って、静かに!
アンサンブル・ゼフィロ ギリシャ神話に登場するゼフィルスは穏やかなやさしい西風の神である。1989年、ヨーロッパ屈指のバロック・オーケストラのメンバーとして活動していたオーボエ奏者アルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者アルベルト・グラッツィの3人は、ピリオド木管楽器を中心とした音楽集団を結成し、この神にちなんでゼフィロと名づけた。以来、ゼフィロはヨーロッパの主要な音楽祭の出演や世界各国へのライヴ公演を続け、聴衆からもマスコミからも高評を得ている。ゼレンカのソナタ全曲、モーツァルトの木管合奏曲全曲(いずれもアストレ・レーベル)のレコーディングでグラン・プリ・デュ・ディスク(ディアバゾン)など数々の国際賞を受賞し、その後アンブロワズィ、ナイーヴのレーベルでも録音を続けた。現在は主にソニーBMGレーベルよりCDが発売され、いずれも高い評価を受け、世界の木管楽器演奏のトップ・グループとしての地位を築いている。2005年につぐ6年ぶり2度目の来日。 |