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Concert  コンサート情報

G-Lounge #11
ベンヤミン・シュミット ~ジャズ・プロジェクト~

2008年918日(木) 19:30開演

全席指定 7,000


ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ディクヌ・シェネーベルガー(ギター)
 (※ビレリ・ラグレーン来日不可のため変更)
ゲオルク・ブラインシュミット(ベース)

クライスラーの再来と称されるヴァイオリニスト、ベンヤミン・シュミットが、名だたるプレイヤーと自らのジャズ・プロジェクトを披露。

 

出演者変更のお知らせ

出演予定のビレリ・ラグレーンが都合により急遽来日不可能となり、

オーストリア出身の若手奏者ディクヌ・シェネーベルガーに変更となりました。

チケットの払い戻しを希望される方は、9月18日(木)18時までに

王子ホールチケットセンターまでご連絡ください。 03-3567-9990
なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

プログラム

ジャンゴ・ラインハルト:スヴニール
               :スウィング39
               :トゥルブラン・ボレロ
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006より ガヴォット
ゲオルグ・ブラインシュミット:Musette pour Elizabeth
クライスラー:愛の悲しみ
         :プレリュード、アレグロ&ブルース
ジャンゴ・ラインハルト:マイナー・スウィング

********** 休憩 **********

ジャンゴ・ラインハルト:アッペル・インディレクト
クルト・ワイル:ユーカリ
ゲオルグ・ブラインシュミット:Skubek's Delight
ジャンゴ・ラインハルト:ヌアージュ
ゲオルグ・ブラインシュミット:Midnight in Heanois
コール・ポーター:ナイト・アンド・デイ
ピンカード=ケイセイ=バーニー:スウィート・ジョージア・ブラウン
ファッツ・ウォラー:ハニーサックル・ローズ

プロフィール

ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)

1968年ウィーン生まれ。85年ユーディ・メニューイン国際ヴァイオリンコンクール(フランス)クラシック部門で第1位、即興・ジャズ部門のファイナリスト。91年レオポルト・モーツァルト国際コンクール(アウグスブルク)第1位。92年カール・フレッシュ国際ヴァイオリンコンクール(ロンドン)第1位を受賞、更に最優秀モーツァルト協奏曲賞、最優秀ベートーヴェン協奏曲賞、観客賞の3つの賞も併せて受賞している。オーストリアを中心にヨーロッパ、日本、全米等など世界中の主要コンサートホールで演奏活動行っている。指揮者はフェドセーエフ、アダム・フィッシャー、インバル、メニューイン、またパリ管、フランス国立管、ロンドン・フィル、チェコ・フィル、バイエルン国立管、ウィーン放送響、ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ、他著名オーケストラと共演。また、2004年ザルツブルク音楽祭のオープニングコンサートでは、小澤征爾指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と協演。06年シーズンにはウィーン放送響、シュトゥットガルト室内管、デンマーク国立オペラ管、リスト室内管、ヨハネスブルク響、シンガポール響、香港シンフォニエッタをはじめ様々なオーケストラと協演。また、MDR夏期音楽祭等の音楽祭にも参加。07年は、6月に小澤征爾指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会にヴァイオリニストとしては異例のソリストとして3日間協演。ザルツブルク音楽祭では、ピアニストのエレーヌ・グリモー、zチェロのクレメンス・ハーゲンと共演。近年は、ビレリ・ラグレーンやゲオルク・ブラインシュミットと共にジャズの活動も活発で、05年に「グラッペリの思い出」、07年に「フロム・フリッツ・トゥ・ジャンゴ」をリリース。

ディクヌ・シェネーベルガー(ギター)

1990年ウィーン生まれ。プロ・ミュージシャンのヨシ・シェネーベルガーを父に持つ音楽家庭に育ち、14歳でギターを手にする。シュトリグロ・シュテーガーのもとリズム・ギターのレッスンを開始すると、すぐにその才能を開花させ、同年6月にはバンドで演奏、そして10月には父親であるヨシ・シェネーベルガー・クインテットとのCDレコーディングに参加した。翌年にはリード・ギタリストとして活躍し、2006年には父親をベースに迎え、自身の率いる〈ディクヌ・シェネーベルガー・トリオ〉を結成、ギターの天才として大きな評判を得た。06年、オーストリア国内すべての音楽家を対象にした音楽賞の新人賞を受賞。卓越したヴィルトオーゾ性と同時にジプシー・ジャズのリズムを精密に体得し、またメロディーと音色への抜群に優れた感覚を持ち合わせている。05年より交流を深めている著名なウィーンのジャズ・ギタリストでトリオのメンバーでもあるマルティン・シュピッツァーとは、共にジャンゴ・ラインハルトのエスプリに大いに傾倒し、音楽的感性を分かちあっている。06年ハンス・コラー賞(オーストリアのジャズ界で最も権威ある賞)、同時に「タレント・オブ・ザ・イヤー」を受賞。第1作のアルバムで既にドイツ・レコード評論家賞の候補として話題になり、リリースされたCD、Rubina(ルビーナ)は大きな注目を浴びている。11月にはレヴァークーゼナー・ジャズ祭に招待され、マーカス・ミラー、ナイジェル・ケネディ、ロイ・ハーグローヴや、近年グラミー賞を受賞したWDRビッグバンド等のジャズ界のスター達と共演予定。その活躍はとどまるところを知らない。

ゲオルク・ブラインシュミット(ベース)

1973年ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学にてコントラバスを専攻する。在学中より、ウィーンの有名オーケストラで演奏し、室内楽奏者としても活躍。同時に、ジャズ・ミュージシャンとして活動を始め、ヴァインリヒ等と共演。94年~96年の間は、トーンキュンストラー管弦楽団の奏者として、96年~98年は、ウィーン・フィルの奏者として活動。まもなく、オーケストラ奏者としてのキャリアに背を向けて、ジャズに専念することを決意。99年には、世界のジャズ界おいて最も多才で且つ優れたミュージシャンとして名を馳せるようになる。これまでに、アーチ・シェップ、チャーリー・マリアーノ、ビレリ・ラグレーン、ヴォルフガング・ムースピール、ウィーン・アート・オーケストラ、トリロジー、メガブラスト、ハリー・ソーカル等と共演。2005年以来、作曲家としても頭角を表している。