G-Lounge #10
アトリエ澤野スペシャル ジョバンニ・ミラバッシ・トリオ
2008年3月31日(月) 19:30開演
全席指定 6,000円
(c)Masumi Kura |
ジョバンニ・ミラバッシ(ピアノ) |
大阪は新世界、通天閣のお膝元に看板を掲げる老舗の履物屋。この奥に知る人ぞ知るジャズ・レーベル「澤野工房」があります。店主の澤野由明が自分の耳で発掘したアーティストのCDをリリースし、ライブを企画しています。ミラバッシは彼にとっても思い入れ深いアーティスト。美を探究する孤高の天才としてヨーロッパ・ジャズ界で最も注目されています。その指先から生まれる音楽は静かにして強い心の叫び。せつないまでに聴く人の心に響きます。関西を虜にしたミラバッシ、銀座G-Loungeに登場です。
当日発表
(c)Masumi Kura |
ジョバンニ・ミラバッシ(ピアノ) 1970年イタリア・ペルージャ生まれ。世界の重鎮を成すピアニスト、アルド・チッコリーニと衝撃的な出会いを経て、ペルージャ時代にはジャズの巨匠、チェット・ベイカーと共演を果たす。92年パリに移住後、96年アヴィニョン・フェスティヴァル(審査委員長ダニエル・ユメール)で大賞を受賞。初のリーダー作「ARCHITECTURES」(98年)はジャズ(ビル・エヴァンス、アート・テイタム)とクラシック(バッハ、ショパン)の伝統を踏襲するうえにも、独自の音楽世界を構築。広く賞賛される。トリオで、ソロで、そして管を加えた斬新なフォーマットで、彼の探求はとどまるところを知らない。その指先から音列となってほとばしるイマジネーションは切ないまでに美しく聴く者の心に食い入り、ときに血を流させる。21世紀初頭の最も重要なジャズ・アーティストの一人。 |
レオン・パーカー(ドラムス) 1965年ニューヨーク生まれ。3歳からドラムを始め、11歳頃から本格的に取り組むようになる。高校卒業後はニューヨーク市内に活動の拠を移し、バリー・ハリスに師事しながらフリーランスのドラマーとして活動する。Augie's"のレギュラーギグのリーダーを務める間、自らのドラムセットを最小限のものにしていき、独自のドラミング、スタイルを習得、確立していく。ハーヴィー・シュワーツと共にレコーディングデビューを飾り、ニューヨークではザ・ヴィレッジ・ゲートのレギュラーバンドで、また90年代中頃までジャッキー・テラソン・トリオのレギュラーメンバーとして活躍するなど、多岐にわたる活躍を見せている。現在までにEpicure、コロンビアレーベル(「Awakening」'98)よりリーダー作をリリースしている。 |
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(c)KH Schmitt |
ジャンルカ・レンジ(ベース) 1975年生まれ。 Paolino Dalla Porta、Marc Johnson、Palle Danielssonに師事。Steve Lacy、Steve Grossmann、Umberto Fiorentino、Rosario Giuliani、Maurizio Giammarco等、イタリア、アメリカの著名なミュージシャンとの30枚以上の録音に参加している。東京、ニューヨーク、北京、パリ、ストラスブール、ジュネーブ、サン・モリッツ(スイス)、バレンシア、ルクセンブルグ、ロッテルダム、アムステルダム等、演奏活動の範囲は多岐に渡っている。自身のバンド"Gianluca Renzi sextet"では「Looking for the right line」「Don't stop your mind」(WIDE SOUND)の2枚のCDをリリースしている。 |