ojihall


Concert  コンサート情報

スティーヴン・イッサーリス

2006年119日(木) 19:00開演

全席指定 6,000


(c) Ludwig Shirmer/BMG Classics

スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ネルソン・ゲルナー(ピアノ)

往年の名手フォイアマンが使っていた楽器とガット弦で独特な音楽世界を形成するイギリスの名手イッサーリス。美しく繊細な音色がオーラを放ち、他のチェリ スト達と一味違う存在感を湛えています。今年没後150年となるロベルト・シューマンは彼が愛してやまない作曲家。そのシューマンが遺したロマンティック な珠玉の名曲を、秘密の小箱からひとつひとつ慈しんでとり出すように、深く温かく奏でてくれます。
プログラム

オール・シューマン・プログラム

幻想小曲集 Op.73
おとぎの絵本 Op.113 (ピアッティ編)
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 イ短調 (イッサーリス編)

**********休憩**********

3つのロマンス Op.94
アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
5つの民謡風の小品集 Op.102

プロフィール

(c) Tom Miller/BMG Classics

スティーヴン・イッサーリス(チェロ)

1958年ロンドン生まれ。祖父はロシアのピアニストで作曲家のユリウス・イッセルリス。10歳でチェロを始める。ガット 弦を使用し、ベルリン・フィル、ロンドン響など世界の超一流のオーケストラに加え、古楽のオーケストラ、アンサンブルとも共演。演奏会の企画立案に優れた 手腕を発揮し、教育活動にも力を入れている。子供向け音楽書「もし大作曲家と友達になれたら・・・」(音楽之友社刊)は隠れたベストセラーとなっている。 98年CBE勲章受賞。2000年シューマンの生地ツヴィカウ市からシューマン賞受賞。使用楽器は日本音楽財団より貸与された1730年製フォイヤマン・ ストラディヴァリウス。

オフィシャルサイト http://www.stevenisserlis.com


ネルソン・ゲルナー(ピアノ)

1969年、アルゼンチンのサンペドロに生まれる。86年にブエノス・アイレスのフランツ・リスト・コンクールで1位に輝 く。これにより、CIMAE財団芸術科学委員会とアルゼンチン・モーツァルテウムの奨学金を受け、ジュネーブ音楽院においてマリア・ティーポのもとで研鑽 を積み、90年にはジュネーブ・コンクールで一位を獲得。ヨーロッパ各地でリサイタルを行っており、シュレスヴィヒ・ホルシュタインほかの音楽祭や、パ リ、ミュンヘン、フランクフルト、シュツットガルト、ジュネーブ、ルツェルン、ミラノなどのホールでも演奏している。日本では、2004年11月にファビ オ・ルイージ指揮のNHK交響楽団定期公演に出演した。