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Concert  コンサート情報

セルゲイ・ナカリャコフ

2005年311日(金) 19:00開演

全席指定 5,500

セルゲイ・ナカリャコフ

セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット/フリューゲル・ホルン)
ヴェラ・ナカリャコワ(ピアノ)

いうまでもなくトランペット界のプリンス。王子ホール初登場。不世出の天才の驚嘆すべきテクニック、音楽性を余すところなく楽しむコンサート。今回の演奏会では、ナカリャコフ自身がフリューゲルホルンの響きを大切にした旋律の美しい作品と、トランペットの技巧的な作品が混ざる様に考えてプログラミングする予定。ウラディミール・トルチンスキーのカプリッチョは、セルゲイ・ナカリャコフのために書かれた作品で、ヴィルトゥオーゾ・ピース的な要素が盛り込まれたトランペット作品。世界初演。
プログラム

ウラディミール・トルチンスキー :カプリッチョ/世界初演 (トランペット&ピアノ)
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 Op.52 (ピアノ・ソロ)
シューマン:3つのロマンス Op.94 (フリューゲルホルン&ピアノ)
スクリャービン:小品より (ピアノ・ソロ)
ベートーヴェン:モーツァルトの歌劇「魔笛」の「愛を感ずる男たちには」の主題による7つの変奏曲
          変ホ長調 WoO.46 (フリューゲルホルン&ピアノ)

プロフィール
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット/フリューゲルホルン)

セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット/フリューゲルホルン)

1977年生まれ。幼少よりピアノを学んでいたが、9歳の時に交通事故に遭遇し、長時間座ることができずピアノを断念。父親の指導のもとでトランペットを学び始める。その後、驚異的な早さで成長を遂げ、1年後の10歳の時にはオーケストラと共演。13歳の時にエフゲニー・キーシンと共演した。14歳でタチアナ・ニコライエワと共演し、年のザルツブルク音楽祭でデビュー。92年にはシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭に出演、若い優秀な音楽家に贈られる「ダヴィドフ賞」を受賞。15歳でCDデビューを果たす。初来日は95年の17歳の時。年、NHK朝の連続テレビ小説「天うらら」のテーマ曲を演奏。2001年には映画「大河の一滴」にてスクリーンデビュー。

ヴェラ・ナカリャコワ(ピアノ)

ヴェラ・ナカリャコワ(ピアノ)

ロシア生まれ。7歳よりピアノを始める。11歳の若さでモーツァルトのピアノ協奏曲「戴冠式」をオーケストラと共演し、デビューを飾る。その後、モスクワの中央音楽学校を経てモスクワ音楽院に進み、研鑽を積む。パリ、フライブルク、サンクトペテルブルグの国際音楽祭に出演した他、室内楽においても活躍。ソリストとして欧米での演奏活動の傍ら、弟セルゲイとはロシアや、ヨーロッパ、アメリカの各地でデュオ・コンサートを行い、いずれも好評を博している。96年からはセルゲイと共に来日し、ぴったりと息の合った演奏で会場を沸かせている。