モサリーニ タンゴ五重奏団
2004年12月3日(金) 19:00開演
全席指定 7,000円
ファン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン) |
ピアソラ:五重奏のためのコンチェルト
:ミロンガ・ロカ
モサリーニ:アプレトナードス
ピアソラ:タンガータ
アントニオ・アグリ:心から
ピアソラ:革命家
モサリーニ:ナオミ
**********休憩**********
モサリーニ:二人のミロンガ
レオナルド・サンチェス:フアン・タンゴの死
ピアソラ:AA印の悲しみ
:アルフレド・ゴビの肖像
:アディオス・ノニーノ
:ミケランジェロ 70
モサリーニ:ビエン・コルディアルメンテ
フアン・ホセ・モサリーニ(バンドネオン) 1943年、ブエノスアイレス生まれ。幼少時よりバンドネオンに親しみ、17歳からプロのミュージシャンとして活動を始める。1977年、軍事政権による音楽活動への圧迫を逃れパリへ亡命。当時ヨーロッパで活動していたアストル・ピアソラと共演する一方、1982年にグスタボ・ベイテルマン、パトリス・カラティーニとトリオを結成。日本でも3枚のアルバムがリリースされている。1993年、このトリオを解消し、新たに「モサリーニ タンゴ五重奏団」の前身「モサリーニ=アントニオ・アグリ タンゴ五重奏団」を、故アントニオ・アグリ(バイオリン)と結成。「五重奏団」として1994年に初来日して以降、ピアソラの後継者として着実に日本でもファンを固め、卓抜したバンドネオン奏者としての力量は多くの信奉者を生んでいる。1995年には「NHK」のドラマ『水辺の男』の主題歌を担当、1997年にはピアソラ没5年を記念して、“オルタナティブ・ピアソラ”と題するコンサートを日本で開催し、ギドン・クレーメル、ヨー・ヨーマなどクラシック界をも巻き込む一大「ピアソラ・ブーム」を巻き起こしたことは記憶に新しい。近年はタンゴの新しい方向を模索する創作を積極的に手がける一方、ジャズや現代音楽との共演にも参加、またフランス文化省の依頼によるバンドネオン教則本の執筆や国立音楽学校にバンドネオン科を設立するなど教育者としても活動している。 |
|
レオナルド・サンチェス(ギター) 1966年、アルゼンチンのコルドバ生まれ。1984年に渡仏後1994年まで自己のグループ「ゴナミ」ので活動。1990年には優れたギタリストに贈られる『エクセレンス賞』を受賞。「モサリーニ タンゴ五重奏団」には、前身の「モサリーニ=アントニオ・アグリ タンゴ五重奏団」創立時から参加。一方ではメルセデス・ソーサのギタリスト、作曲家、アレンジャーとしても活躍。「五重奏団」の中での音楽的比重も近年大きくなっている。 |
|
パブロ・アグリ(ヴァイオリン) 1999年の来日公演直前に急逝した「五重奏団」の創設者で父であるアントニオ・アグリ(バイオリン)に替わり急遽来日。以降、正式に「モサリーニ タンゴ五重奏団」のメンバーとなる。現在は「モサリーニ タンゴ五重奏団」での活動の一方、「アルゼンチン交響楽団」に所属。また「アベジャネーダ交響楽団」のコンサート・マスターもつとめる。 |
|
ロベルト・トルモ(ベース) ブエノスアイレス国立音楽院、パリ音楽師範学校で学ぶ。「五重奏団」には初期から参加。多彩なアーティストとの共演も多く、日本では清水靖晃と共演している。 |
|
クリスチアン・サラテ(ピアノ) 2002年より前任のピアニスト、オスヴァルド・カーロに替わり「モサリーニ タンゴ五重奏団」のメンバーとなる。16歳で「カラー・タンゴ」オーケストラの一員としてプロとしての活動を始め、1997年「オールド・ウェアハウス・オーケストラ」の音楽監督に就任、カルロス・サウラ主演『タンゴ』の音楽を担当する。「カラー・タンゴ」の一員として、またソリストとしても多くのCDを録音しており、1995年の≪アルゼンチン・グランド・タンゴ≫公演での来日以来、日本への来日も多く、タンゴ・ファンの間では実力・知名度ともに評価が高い。 |