グスタフ・レオンハルト
2004年5月27日(木) 19:00開演
全席指定 8,000円
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ) |
現在の古楽ブームの祖とも言うべき巨匠。まさに満を持しての登場。今回はバロック・チェンバロ音楽巡礼と題してイタリアンとフレンチタイプの2つのチェンバロをもちこみ、その違いを堪能していただけるというもの。弾き手がレオンハルトとあっては絶対に聴き逃せない演奏会である。
イタリアン・チェンバロ(M・スコブロネック製作)
フレンチ・チェンバロ(A・アンセルム製作)
バロック・チェンバロ音楽巡礼
フレスコバルディ:トッカータ 第11番 (1615)
「カプリッチョ集 第1巻」より ラ・バッサ・フィアメンガによるカプリッチョ (1624)
トッカータ 第10番 (1615)
不協和音によるカプリッチョ (1624)
トッカータ 第2番 (1627)
フローベルガー:組曲 第15番 イ短調
トッカータ 第21番
リチェルカーレ 第5番
カンツォーナ 第2番
ブランクロシェ氏の死に寄せるパリで作られたトンボー (1652)
**********休憩**********
クープラン:組曲 ニ長調 ブランクロシェ氏の死に寄せるトンボー
フローベルガー:組曲 ニ短調
ベーム:組曲 へ短調
リッター:スウェーデン王カール11世の死に寄せるアルマンド (1697)
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ) 1928年オランダ・アムステルダムに生まれる。チェンバロ奏者。オルガニスト。指揮者。 1950年、ウィーンでバッハの「フーガの技法」をチェンバロで演奏し、デビュー。その後、フランス・ブリュッヘンらとともにオランダを中心とした古楽演奏の推進者として世界各地で演奏を行う一方、後進の育成にも力を注ぎ、「レオンハルト楽派」ともいえる優秀な教え子を輩出した。トン・コープマンもその一人。深い学識と豊かな音楽性によって奏でられる演奏は、侵し難い気品と威厳に満ち溢れており、かのブリュッヘンをして「彼はバッハだ」と言わしめた。 |