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Concert  コンサート情報

アーロン・ロザンド

2004年513日(木) 19:00開演

全席指定 6,000

アーロン・ロザンド

アーロン・ロザンド(ヴァイオリン)
ヒュー・サング(ピアノ)

20世紀初頭SP時代、往年のヴァイオリンの巨匠達のスタイルを現代に伝える希有なヴィルトゥオーゾ、アーロン・ロザンド。虚飾を排した真摯な演奏、静謐な詩情と、滋味豊かな風格。真に名匠と呼ぶにふさわしいヴァイオリニストの一人である。舞台では譜面は見ず、前半に王道プログラムをおき、後半はチャーミングな小曲で聴衆を魅了する。エレガントな演奏、そしてそこから編み出される美しいサウンドは聴く人を魅了してやまない。2003年9月「音楽の友」誌で、“絶対に聴き逃せないアーティスト”の一人に選ばれている。
プログラム

モーツァルト:アダージョ ホ長調 K. 261
        :ロンド ハ長調 K. 373
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 Op. 47

**********休憩**********

ショーソン:詩曲 Op. 25
ラフマニノフ/クライスラー:祈り
ムソルグスキー/ラフマニノフ:ゴパック
チャイコフスキー/プレス:感傷的なワルツ
プロコフィエフ/ハイフェッツ:行進曲
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

プロフィール

アーロン・ロザンド(ヴァイオリン)

1927年アメリカ生まれ。イザイに教えを受けたレオン・サメティーニに師事後、カーティス音楽院でアウアーの弟子エフレム・ジンバリストに師事し、フランコ=ベルギー派とロシア派の両奏法に通じる。ミルシテインなど巨匠に薫陶を受ける。現在フィラデルフィアのカーティス音楽院、ボルティモアのピーボディ音楽院、マンハッタンのマネス音楽院、夏季講座としてニースのCIF、ザルツブルクのモーツァルテウムなどでも教授活動をする。

オフィシャルHP http://aaronrosand.com/

ヒュー・サング(ピアノ)

アメリカ生まれ。3歳よりピアノを始め、11歳でフィラデルフィア管弦楽団と共演。13歳でカーティス音楽院に入学を許可される。1993年よりカーティス音楽院で教授活動。伴奏楽器と世界的に有名なカーティス音楽院リサイタルシリーズのディレクターである。その卓越した演奏がアーロン・ロザンドとの長年にわたるリサイタル共演を可能にした。