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Concert  コンサート情報

ポール・ルイス
~ HBB PROJECT 全4回 Vol.1~

2017年1129日(水) 19:00開演 全席指定 6,500

公演終了
2017年7月22日(土)

ポール・ルイス(ピアノ)

2011年から14年のシューベルト・チクルス、15年ベートーヴェン後期三大ソナタと、回を重ねるごとに大きく深く進化し続けているポール・ルイスのピアノ。彼の次なるプロジェクトは、ハイドン、ベートーヴェン、ブラームスに焦点を当てたHBB PROJECT全4回。王子ホールでは、17年秋から19年春に欧米のツアーに合わせてのコンサートとなります。

 

>>ポール・ルイス インタビューを読む

プログラム

ハイドン: ピアノ・ソナタ 第50番 ハ長調 Op.79

ベートーヴェン: 6つのバガテル Op.126
        1. ト長調 2.ト短調 3. 変ホ長調 4. ロ短調 5.ト長調 6. 変ホ長調

********** 休憩 **********

ブラームス: 6つの小品 Op.118
      1. 間奏曲 イ短調 2. 間奏曲 イ長調 3. バラード ト短調 4. 間奏曲 ヘ短調
      5. ロマンス ヘ長調 6. 間奏曲 変ホ短調

ハイドン: ピアノ・ソナタ 第40番 ト長調 Op.37-1

プロフィール

(c)Marco Borggreve

ポール・ルイス(ピアノ)

この世代をリードする、国際的に名の知られたピアニストの一人。ロイヤル・フィルハーモニック協会のアーティスト・オブ・ザ・イヤー賞、サウスバンク・ショウのクラシック音楽賞、ディアパソン・ドール賞、2年連続のエディソン賞(オランダ)、第25回キジアーナ音楽院国際賞(イタリア)、ドイツ・シャルプラッテン賞、ライムライト賞(オーストラリア)、そして2008年のレコード・オヴ・ジ・イヤーを含む3つのグラモフォン賞ほか数々の賞を受賞。また09年にはサウサンプトン大学より名誉博士号を授与されている。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲、ピアノ協奏曲全曲およびディアベリ変奏曲を取り上げた演奏会シリーズとハルモニア・ムンディによる録音は世界中から称賛されており、その集大成として、10年にはBBCプロムスにおいてベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲を一挙演奏した初のピアニストとなった。これまでにシュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデ、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭等各地の音楽祭や名門ホールから招かれ、ロンドンのウィグモア・ホールでは既に50回以上の演奏会を行っている。また、コリン・デイヴィス、ベルナルト・ハイティンク、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ダニエル・ハーディング、イルジー・ビエロフラーヴェク、アンドリス・ネルソンスといった世界的な指揮者たちと共演。これまでの演奏活動としては、ロンドン響との欧米ツアー、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロサンジェルス・フィル、シカゴ響、ロンドン・フィル、フィルハーモニア管、ボストン響、バイエルン放送響、オスロ・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、チューリッヒ・トーンハレ管との共演、マーラー室内管とのスペイン・ツアーなどがあり、ソロではロンドンのロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ベルリン・フィルハーモニー、ウィーン・コンツェルトハウス、東京の王子ホール、トッパンホール、シカゴのオーケストラ・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウなどに登場している。11年には、シューベルトがその生涯最後の6年間に作曲したピアノ作品全曲演奏を、2年にわたるプロジェクトとしてスタート。この演奏会は、ロンドン、ニューヨーク、シカゴ、東京、メルボルン、ロッテルダム、ボローニャ、フィレンツェ、シュヴァルツェンベルクのシューベルティアーデなどの世界の主要会場で行われる。ハルモニア・ムンディでの最新の録音は、シューマンとムソルグスキーのピアノ作品集、そしてダニエル・ハーディング指揮スウェーデン放送交響楽団とのブラームスのピアノ協奏曲などが録音されている。今後のハイライトでは、19年5月、ベルナルト・ハイティンク指揮ベルリン・フィルの定期演奏会に招待され、モーツアルトのピアノ協奏曲を共演する予定。 16年、大英帝国勲章CBEを授与される。現在リーズ国際ピアノコンクール芸術監督。